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マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

よくある「おやつ」のご質問

2015年05月26日 14時19分20秒 | スタッフのブログ
歯科衛生士の今川さえです。

松見歯科に通院されているお母様方によくされる質問があります。
「他の子と違うおやつを持って行くと、他のお友達からどうしたの?と聞かれる。」
「こだわってうちの子だけ別のおやつを持って行くと、少し変わった家庭のように見られる。」
「本人が他の子と同じものじゃないから嫌だという。」
「選べない。選択肢が無いのがかわいそう。。」
「みんなと同じようなものでないといやだって言うんです。。」
今川さんはお子さんの保育園のおやつどうしているんですか??
と。

集団生活で他の子と違うものを持たせていると、何だか目立ってしまう。
それが苦痛になってしまう。
本当はお砂糖の入って無いおやつを自信を持って持たせたいのだけど、何だか自分が少し変わっている人のように思われるんじゃないか??
選択肢が制限されて、うちの子ってなんだか不憫に感じてしまう。。
そんなお母様方のお声です。

分かります~。。
私の娘はアレルギーがあり、保育園の食事はみんなと違うものを自宅から持って行っています。

みんなと違うもの。。
と言うと何だか孤立している感じ??
我慢して?
いやいや?
何で私だけ?
そう思うとなんだかかわいそうになってしまいますよね。

私もご質問下さるお母様方のように、娘のためにいい食事を持たせてあげたいと思っています。
いやだ~なんて思わずに、美味しく楽しくみんなと食事をして欲しいと思っています。
娘自身にも私自身にも自信が持てて、継続できるようなお食事をしていきたいなぁと思っています。
そこで、少しだけ発想の転換をしました。


なぜ、子どもたちはお祭りのおみくじであたりが当たると嬉しいのか??
自分が我慢しているのではなく、特別だと感じると子供ってがんばれるんじゃないだろうか??
そう考えました。


【我慢→特別】
『みんなと違うものを【我慢】して持って行って。』
という発想を転換♪
『【特別】に!!
みんなと違うおやつだよ(^^)』

【選べない→選ぶ】
『アレルギーがあるから何でもは食べられない』
という発想を転換♪
娘が食べられるおやつ(おにぎり・炒り玄米・昆布・豆・おせんべいなど)をたくさん用意。
おかずもアレルギー対応カレーやシチュー、スープなどを自然食品店で色々と用意。
その中から、本日のおやつやおかずを本人に選択してもらう。
『今日はどれを持って行く?』
『今日の当たりはどれかなぁ??(^^)』

こう声をかけてきました。

私も初めは娘がどのような反応をするのかすこ~し不安でしたが、親の不安は子どもに伝わりますもんね。
あくまで平静を装い、
「おいしそうなの選んだね~(*^_^*)」
「美味しかったらまた一緒に買いに行こうか(●^o^●)」
と声かけしていました。

保育園に通い出して1年少し経過しました。
しかし今まで、
お友達と違う。
いやだ。
ということを娘から何か言われたことはありません(^^)

むしろ、
『今日ね、○○ちゃんが、私のおやつおいしそう(*^^*)
って言ってた(^^)』
『今日のにんじんスープおいしかったよ(* ̄∇ ̄*)』
とうれしそうです(*^-^*)

実は娘は、みんなと似たようなものがいいと思っているのかも??
と思い、
今日みんなのおやつは○○だって~。
何持って行きたい~??
と声をかけてみることもあります。
みんなのおやつを教えても教えなくても、自分の食べたい物を持って行くというスタンスらしいです。

先日はみんながカップケーキの日に豆を持って行くと言いました。
「みんなは静かに食べられるケーキだよ??
ポリポリ音がするけどいいの?」
「別にいいよ。
今日は豆。」
と、みんなはみんな。
私は私。
自分の好みで選べることを楽しんでいるようです。

みんなの静寂にまじって、一人豆をポリポリ食べている。
音がしても。
みんなと違っても。

うちの子供の性格もあるのかもしれませんが、協調性が無いわけではないです。
かといって過剰にお友達の目を気にすることなく、こんな感じに図太く(笑)成長しています。

子どもの体にいい物、私も自信を持て続けられる食事ができるとうれしいです(*^_^*)