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マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

悲しみと喜びと。

2011年09月08日 20時53分17秒 | 自然医食のお手当て 掌(しょう)のコース
今日の食養相談は、膵臓がんの方でした。
64歳になられる方です。
妹さんを連れて(に連れられて?)のご来庵でした。

膵臓から肝臓に転移。
まだ小腸転移はないとのこと。

腫瘍マーカー373。
検査入院の後、抗がん剤治療となるケースでした。

膵臓の癌は、転移して初めてわかることが多いようで、
なかなか治癒は難しいと言われています。

60歳越えての発症が多く、生に対する意識の微妙なラインかもしれません。
まだまだ死ぬ年齢じゃないと思うのか、この年になって・・と実年齢を高齢にとらえるのか・・・。

上を向いて物を考えるか、下を向いて考えるのかの違いがあります。

食養相談に来られた時に、私ができることは限られています。
これからどうしたらいいかという選択肢の提示です。
言いかえればご自身がどうしたいのかを明確に意識していただく作業です。

ガンであれば、手術、抗がん剤治療、化学療法などの現代医療で取り組む。

現代医療を用いながら食事改善などの自然療法を会わせて取り入れる。

現代医学に頼らず、自然療法一本で治癒を目指す。

何もしない。

この4種類の方法の提示です。

私は決してこうすればいいとはいいません。
ご自身で決めなくてはいけないことですから。
いいえ、ご自身で決めるべきことですから。

それでも、答えを求められますが
もし私が当事者であったらどうするかという答えは
あくまで私にだけ通用する答えなので、
応えようがないのが正直な答えです。

私たちは、この世に生まれた瞬間に死亡率100%が確定いたします。

いつ死ぬかは神様ぞのみ知ることです。

余命を言い渡す医者においては、生への冒涜としか言いようがないのかもしれません。
現に、余命を越えて生きていらっしゃる方は五万といます。

今回のクライアントは膵臓がんでした。
状況は、今後の検査入院で判明すると思いますが、
私の数少ない(医者の何万例といった臨床とは比べようもない)経験の中で
膵臓癌の治癒例が2例あります。

これはすごいことです!
だって、難しい病気である膵臓がんなのに、
未熟な私の臨床で2例も好転したわけですからね。
もっと言いますと私のところに膵臓癌でご相談に来られた方はこのたった2例だけです。
その内の2例です。

このことは、クライアントに対して、事実として述べることができます。
食事療法だけで良くなったよって!
もちろん何度も念押しいたしますが、確約出来ることではありませんが。

一例は、松見歯科に近い病院の看護婦長さんの話です。
彼女は、松見歯科の患者さまでした。
ある時、赤血球の検査をしますと、いつになくドロドロの状態でした。
歯科衛生士が食事の見直しをお願いしてお帰りいただきましたが、彼女は思うところがあってか
ご自身が勤める病院で検査をすると、膵臓癌とわかりました。
もう一度、県立の大きな病院で検査しても膵臓癌と診断されました。

間違いなく膵臓癌だったのでしょう。

当院にご相談に来られ、一食一合の玄米ご飯を食べてくださいと申しました。

彼女はそれを厳格に守りました。
一食一合食べるとどうなるか・・・?
副食も間食も入りません。
つまり玄米ごはんだけ。
いわゆる七号食といわれるマクロビオティック食事法のN0.7といわれる究極の食事療法となったのでした。

その一ヶ月後、再検査をいたしました。

結果は、膵臓に癌は見当たらないという結果でした。

この方は、無何有庵の食事改善の講座<理のコース>で
皆さんにご本人の口から顛末をお話くださり、食の大切さをお伝えくださいました。


もう一例は、このブログでもご紹介しました。
再度、リンクしますので御覧下さい。

病気の方に読んで欲しい、マクロビオティック闘病記。その1~4



病気がよくなるポイントがあります。


1.病気の原因は自分にあることを素直に認めること。
2.病気に感謝すること。
3.治療を他人任せにしないこと。

そして上を向ける人です。
病気の方と向き合う時、悲しみと喜びが混在する時があります。
病気で悲しいけれど、初めて自分のカラダを見つめ、
いとおしくて頑張ってこれたこと、これから頑張ろうと思えること。
病気にならなかったら判らなかったこと、気がつかなかったことに出会い
それが喜びに変わるとき。

その時、本当の意味で病気から解放されるのかもしれません。


今日のクライアントが検査入院を終えて、笑顔でご来庵なさることを
ココロからお待ち申しあげております。

さあ、それからは、私の出番かもしれません。
ご一緒に、食事の大切さを学んでいきましょう。

































香川 高松 歯医者 マクロビオティック 食養塾 料理教室 食養生 病気改善 食事療法 お手当 自然療法 



南三陸にダッシュします!拡散希望です。

2011年09月08日 15時37分13秒 | 松見歯科診療所にようこそ
GWの石巻ダッシュに引き続き、第2弾は南三陸町に復興支援ボランティアのバスツアーを運行いたします。

今回はまだまだ復興が遅れている南三陸町に伺うことにいたしました。
35名限定の受け入れということで、出来るだけ多くのボランティアとともに参りたいと思っています。

TVではずいぶん落ち着いてきたように報道さてていますが、実際のところまだまだ手が付けられていない場所も多く、遠くに住む私たちのココロの中には、震災の時のすさまじい映像も次第に薄れているのが現状です。

岩手県の遠野では、冷凍さんまの倉庫が津波で流されて多くの冷凍さんまが腐敗したままそこかしこに流れていてその撤去作業などもあるそうです。
これは腐敗臭と害虫との戦いです。

ダッシュの仲間で大阪を拠点に活動され「ダッシュ大阪」として現地に出向いてのボランティア支援を続けている中嶋隊長は7月、8月と仲間を連れて東北にいかれましたが、側溝の泥かきなどにも大量のハエですごかったとのご報告をいただいております。



今回、どんな支援が出来るか現地に行きませんとわからない部分がありますが、一応瓦礫の撤去と泥出しと聞いております。

まだ、瓦礫の撤去のレベルなんです!

今回は連休を引っかけての日程を組みました。現地での作業は4日間です。
お休みが取れる方や、リタイヤ組の方、是非、あなたの力をお貸しください。

現在18名のご参加が決まっていますが、ようやく半数です。
たくさんの方にお知らせ頂けるとありがたいです。




今回も、放射能対策として山形新潟経由で現地に入ります。
さらに、現地での食事は、炊き出しをいたします。
玄米ごはん、味噌汁、海藻、梅干し、塩など、厳選した材料を使います。
(現地調達品も使用いたしますが、現地の支援として考えています)

ご参加にあたっては、全て自己責任とさせていただきます。
怪我などの手当はいたしますが、責任は取りかねますので、しっかりとお考えの上でご参加をお決めくださいませ。




<ダッシュ南三陸町>隊員募集!


●日 時 

9月17日(土)16:30 高松香西 集合(18:00発)~
   24日(土) 2:50 高松香西 着


●参加費 

26,000円(テント4泊12食炊き出し・ホテル1泊1食付)バス内6食は自費
学生は半額です。

*参加費は、たくさんの方からご支援を頂き、その一部を充当しますので、個人負担がかなり低減することができました。

●定 員

35名

●現地受け入れ先

南三陸町災害ボランティアセンター0226-46-4088(ご担当:堀さま・福井さま)

●宿泊先

め組JAPAN 

現地電話番号
090-9470-2521
(7時~20時まで/ご担当:河野さま)
住所
〒987-0362
宮城県登米市豊里町東待井下16

●日 程●

9月17日(土)

香西(16:30集合・18:00出発)-高松檀紙IC-津田の松原SA(18:30)-鳴門西PA(19:15/19:35)-淡路SA(20:30/20:50)-吹田SA(21:40中嶋下車/22:00)-桂川PA(22:35)-多賀SA(23:35/23:50)-(車中泊)

9月18日(日)

-小矢部川SA(2:00/2:20)-米山SA(4:15/4:35)-黒崎PA(5:20/給油)-荒川胎内IC-関川村(6:20)-道の駅関川(645/7:00)-山形上山IC-山形蔵王PA(9:00/9:20)-菅生PA(10:15/10:25)-築館IC(11:15)-登米市(11:50)(テント泊)

9月19日(月)

登米宿泊所(6:00起床/朝食/7:30出発)-南三陸町ボランティア活動(8:30/16:00頃)-登米宿泊所(風呂/夕食/23:00消灯)(テント泊)

9月20日(火)

登米宿泊所(6:00起床/朝食/7:30出発)-南三陸町ボランティア活動(8:30/16:00頃)-登米宿泊所(風呂/夕食/23:00消灯)(テント泊)

9月21日(水)

登米宿泊所(6:00起床/朝食/7:30出発)-南三陸町ボランティア活動(8:30/16:00頃)-登米宿泊所(風呂/夕食/22:00消灯)(テント泊)

9月22日(木)

登米宿泊所(5:00起床/朝食・撤退/7:30出発)-南三陸町ボランティア活動(8:30/12:00)-中尊寺等観光-矢びつ温泉(17:30/泊)

9月23日(金)

矢びつ温泉(5:00出発)-関IC(5:20)-山形上山IC(7:20)-どこかで休憩(20分)-荒川胎内IC(10:25)-新潟空港IC(10:55)-新潟空港(11:05松見下車/11:10)-新潟空港IC(11:20)-米山SA(13:20/昼食購入/13:40)-有磯海SA(15:10/15:20)-南条SA(17:20/夕食購入/17:35)-多賀SA(18:40/18:45)-桂川PA(20:15/20:25)-吹田SA(21:05/21:10)-淡路SA(22:05)-鳴門西PA(23:00/23:05)-高松檀紙IC(24:00)

9月24日(土)

-香西(24:10)荷物整理後解散


●支援物資、支援金のお願い。

これから冬に向けて、避難所、仮設住宅で必要と思われる冬の衣料品や暖房器具などをお届けしたいと思っております。さらなる皆様の温かいココロをお寄せいただければと思います。
尚、支援物資につきましては、バスのスペースの問題もありますので、内容をお伺いした上でどうするかの判断をさせて頂きたいと思います。よろしくご相談くださいませ。

お申し込み、お問い合わせは、松見歯科診療所 087-881-2323 メディカルコンシェルジュ宮本まで。




























東日本大震災 災害支援ボランティア 石巻ダッシュ ダッシュ南三陸町 ダッシュ隊チーム四国 泥出し 瓦礫の撤去 ボランティアバスツアー

震災の爪痕はまだまだのこされたままです。

2011年09月08日 13時09分51秒 | 庵主の日記
GWの石巻ダッシュに引き続き、第2弾は南三陸町に復興支援ボランティアのバスツアーを運行いたします。

今回はまだまだ復興が遅れている南三陸町に伺うことにいたしました。
35名限定の受け入れということで、出来るだけ多くのボランティアとともに参りたいと思っています。

TVではずいぶん落ち着いてきたように報道さてていますが、実際のところまだまだ手が付けられていない場所も多く、遠くに住む私たちのココロの中には、震災の時のすさまじい映像も次第に薄れているのが現状です。

岩手県の遠野では、冷凍さんまの倉庫が津波で流されて多くの冷凍さんまが腐敗したままそこかしこに流れていてその撤去作業などもあるそうです。
これは腐敗臭と害虫との戦いです。

ダッシュの仲間で大阪を拠点に活動され「ダッシュ大阪」として現地に出向いてのボランティア支援を続けている中嶋隊長は7月、8月と仲間を連れて東北にいかれましたが、側溝の泥かきなどにも大量のハエですごかったとのご報告をいただいております。



今回、どんな支援が出来るか現地に行きませんとわからない部分がありますが、一応瓦礫の撤去と泥出しと聞いております。

まだ、瓦礫の撤去のレベルなんです!

今回は連休を引っかけての日程を組みました。現地での作業は4日間です。
お休みが取れる方や、リタイヤ組の方、是非、あなたの力をお貸しください。

現在18名のご参加が決まっていますが、ようやく半数です。
たくさんの方にお知らせ頂けるとありがたいです。




今回も、放射能対策として山形新潟経由で現地に入ります。
さらに、現地での食事は、炊き出しをいたします。
玄米ごはん、味噌汁、海藻、梅干し、塩など、厳選した材料を使います。
(現地調達品も使用いたしますが、現地の支援として考えています)

ご参加にあたっては、全て自己責任とさせていただきます。
怪我などの手当はいたしますが、責任は取りかねますので、しっかりとお考えの上でご参加をお決めくださいませ。




<ダッシュ南三陸町>隊員募集!


●日 時 

9月17日(土)16:30 高松香西 集合(18:00発)~
   24日(土) 2:50 高松香西 着


●参加費 

26,000円(テント4泊12食炊き出し・ホテル1泊1食付)バス内6食は自費
学生は半額です。

*参加費は、たくさんの方からご支援を頂き、その一部を充当しますので、個人負担がかなり低減することができました。

●定 員

35名

●現地受け入れ先

南三陸町災害ボランティアセンター0226-46-4088(ご担当:堀さま・福井さま)

●宿泊先

め組JAPAN 

現地電話番号
090-9470-2521
(7時~20時まで/ご担当:河野さま)
住所
〒987-0362
宮城県登米市豊里町東待井下16

●日 程●

9月17日(土)

香西(16:30集合・18:00出発)-高松檀紙IC-津田の松原SA(18:30)-鳴門西PA(19:15/19:35)-淡路SA(20:30/20:50)-吹田SA(21:40中嶋下車/22:00)-桂川PA(22:35)-多賀SA(23:35/23:50)-(車中泊)

9月18日(日)

-小矢部川SA(2:00/2:20)-米山SA(4:15/4:35)-黒崎PA(5:20/給油)-荒川胎内IC-関川村(6:20)-道の駅関川(645/7:00)-山形上山IC-山形蔵王PA(9:00/9:20)-菅生PA(10:15/10:25)-築館IC(11:15)-登米市(11:50)(テント泊)

9月19日(月)

登米宿泊所(6:00起床/朝食/7:30出発)-南三陸町ボランティア活動(8:30/16:00頃)-登米宿泊所(風呂/夕食/23:00消灯)(テント泊)

9月20日(火)

登米宿泊所(6:00起床/朝食/7:30出発)-南三陸町ボランティア活動(8:30/16:00頃)-登米宿泊所(風呂/夕食/23:00消灯)(テント泊)

9月21日(水)

登米宿泊所(6:00起床/朝食/7:30出発)-南三陸町ボランティア活動(8:30/16:00頃)-登米宿泊所(風呂/夕食/22:00消灯)(テント泊)

9月22日(木)

登米宿泊所(5:00起床/朝食・撤退/7:30出発)-南三陸町ボランティア活動(8:30/12:00)-中尊寺等観光-矢びつ温泉(17:30/泊)

9月23日(金)

矢びつ温泉(5:00出発)-関IC(5:20)-山形上山IC(7:20)-どこかで休憩(20分)-荒川胎内IC(10:25)-新潟空港IC(10:55)-新潟空港(11:05松見下車/11:10)-新潟空港IC(11:20)-米山SA(13:20/昼食購入/13:40)-有磯海SA(15:10/15:20)-南条SA(17:20/夕食購入/17:35)-多賀SA(18:40/18:45)-桂川PA(20:15/20:25)-吹田SA(21:05/21:10)-淡路SA(22:05)-鳴門西PA(23:00/23:05)-高松檀紙IC(24:00)

9月24日(土)

-香西(24:10)荷物整理後解散


●支援物資、支援金のお願い。

これから冬に向けて、避難所、仮設住宅で必要と思われる冬の衣料品や暖房器具などをお届けしたいと思っております。さらなる皆様の温かいココロをお寄せいただければと思います。
尚、支援物資につきましては、バスのスペースの問題もありますので、内容をお伺いした上でどうするかの判断をさせて頂きたいと思います。よろしくご相談くださいませ。

お申し込み、お問い合わせは、松見歯科診療所 087-881-2323 メディカルコンシェルジュ宮本まで。




























東日本大震災 災害支援ボランティア 石巻ダッシュ ダッシュ南三陸町 ダッシュ隊チーム四国 泥出し 瓦礫の撤去 ボランティアバスツアー

白露

2011年09月08日 06時41分32秒 | 庵主の日記
今日は二十四節季のうちの『白露』。



陰気ようやく重なりて露こごりて白色となれば也。

白露の頃になると、野の草木には大気の精が露となって降り、
朝の散歩道の足元を濡らします。


野にはすすきの穂が顔を出しはじめましたね。
朝夕は幾分の肌寒さを感じてきました。

朝戸開けて物思ふ時に白露の置ける秋萩見えつつもとな





家の掃き出しを空けて、庭から流れ入る朝の冷たい空気を感じるとき
万葉集の歌を思い出されます。

残念ながら我が家の庭には萩がありません。
秋の庭がさみしい・・・。

こんな風に書くと、
きっと天才庭師のてんさんが
萩を植えてくれることでしょう。

白露と秋萩とには恋ひ乱れ別くことかたき我が心かも

(竹生政資、西晃央解釈が今の私にはあっているかも。)






























季節 秋 歌 ココロ 恋