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マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

卒業式第2弾

2008年04月19日 08時37分53秒 | 庵主の日記
昨日は、基礎クラスの飯のコースの卒業制作発表&卒業式でした。
半年前のスタートは13人。病気でリタイア、ご懐妊、出産された方、転勤の方、育児、子育てなどで中断された方と人数は9人となりましたが、無事、この日を迎えることが出来ました。

さて、今日は応用クラス羹のコースの卒業式です。8人全員が無事に卒業です。

今日は、予定では最後の授業として時間切れでやり残していた「鯉こく」を作る予定でしたが、鯉の手配が儘ならずやむなく断念することになりました。鯉ヘルペスで天然はもちろん養殖も取り扱う業者さんがいなくなってしまいました。
残念です。お嫁入り先もたくさんあったのですが・・・。


皆さん、今頃は、気合入れて卒業制作に取り組んでいるのでしょうか。
がんばってくださいね。

私からのアドバイスは・・・

卒業制作は、非日常のものを必要としているのではないことを知ってくださいね。
大切な普段の事を犠牲にしてまで、しなくてはいけないことではないのですよ。

思い起こせば、私の数年前に正食クッキングスクールの師範の卒業制作の折には、
中学に入ったばかりの息子と主人の母の介護(当時介護度4)、そして仕事を抱えての制作でした。仕事を終え、家事を済ませ、夜遅くまでかかり、翌朝家族の身支度、食事の用意、自分の身支度。玄米ごはんを炊いて作品の最後の仕上げをして、電車に飛び乗って大阪まで行きました。
三段のお重、料理を分けて容器に詰め込み、飾り付けに必要な植物など振り分け荷物でした。

でも、家の事も仕事も、いつもの用にできたからこその達成感です。

どうぞ、今、がんばって作っていらっしゃる羹のコースの皆さん、
何も犠牲にすることなく最後まで仕上げてくださいね。
それには、大変な努力と工夫と労力が必要です。

そして、作られるものはぜひ、見せることも大切です、力を競うことも必要かもしれませんが、誰かがお口にして「幸せ」って感じるものに仕上げてくださいね。

優秀賞は、そんな作品に贈りたいと思います。