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マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

直感が鈍るとき

2006年11月06日 23時02分41秒 | 庵主の日記
人を撃つ(打つ)心

人を蔑む心

人を許せない心



それらの心は意外と己を傷つけている。
そして心の目は何をも正しく見ることができなくなる。
気がついたときは、直感を狂わせ、既に過ちを犯している。

恥ずかしいこと・・・。
もう二度と同じ過ちはしないでおこう。

ドクターの力、歯科衛生士の力。ちょっと、過激な意見だけど・・・。

2006年11月06日 22時28分13秒 | ブログ内歯科相談
松見歯科診療所は一般歯科として開業していますが、得意とする分野は歯槽膿漏(歯周病)です。

先日、高松も指折りの高レベルの歯科医院の院長お二人と話をしている折に、うちと比べてあまりにも歯科技工士さんに支払う金額が多いので質問をさせていただきました。
「ポケット11mmの歯槽膿漏はどうされますか?」
「そら、もうあかんでぇ」
「あかんでぇって、エキスト(抜歯)?」
「そうやなぁ」
「・・・・」

うちの歯科衛生士が持つ臨床でポケット11mmを回復させるなんて言うのは、よくある話なのです。よって、衛生士に「ポケット11mmの患者さまがいたら、どうする?」って聞くと「重度だけれど、できる限り残す方向で治療を進める」と言うわけです。

一流高校をでて、(今回の先生お二人とも県立高松高校出身)歯科大学を6年間行って国家試験を通り、20年ほど歯科医師をしている県下でも優秀な先生が、残せないという歯槽膿漏を、当院の歯科衛生士は残すと言う。残したいという。彼女達は、中堅の高校をでて、二年間の衛生士の学校をでて、たった1年足らずから5年足らずの小娘なのです。

さて、どちらの方が優秀なのでしょうか?

ご自身の歯を残すことの大切さは、歯を残すことの大変さに比例します。
彼女達の努力は、並大抵ではないのです。

皆さんは、どう評価なさいますか?
保険での診療報酬制度の評価は、残した場合より残さなかった方が点数が多いという事実は本当に残念な話です。

●ちなみに名誉の為にお断りしておきますが、この先生お二人は、そんなに歯を抜かない先生です。

映画二連発。さすがにくたびれた~。

2006年11月06日 21時55分50秒 | 庵主の日記
右佳先生の映画の記事に触発されて、話題の映画2本を観てきました。

まずは、「父親たちの星条旗」。
硫黄島を舞台に日本とアメリカの両眼で捉えた二部作の一つ。アメリカの戦士の目に焼きついた戦争の悲劇をドキュメンタリーのような展開でストーリーが流れます。とても惨たらしい映像が次々とでてきて、戦争はなんてばかげているのかと目を伏せたくなるものでした。
う~ん、せっかくの休日にはあまりにもしんどい・・・。もうやめて~って感じ。反戦映画ではあるのだけれど、もういい・・・。

その後すぐに、本編10分ぐらいすんでいたのだけれど、「手紙」観ましたよ~。
とても、いい映画でした。(欲を言えば、お兄さんが殺害した女性の息子が、ラストの方で車を洗っているシーンがあったのですが、あの洗い方は変質者。余計な演技だったなぁ。彼の人物像が、おちゃらけてしまったよね)

泣いた。

静かに、泣いた。

お兄さん役のひと、惚れました・・・。
せりふの無い役って、すごい。

夫も泣いてました。

あ~あ、泣くと疲れる。
今度は、疲れない休日を過ごそう・・・。