南のまち、と森の端

南九州の一隅からちょっとした日常の出来事や思いを綴ります。

トウモロコシと小麦の作業

2019-06-03 21:43:18 | 園芸

湧水町ではあちこちの田んぼで田起こしの作業が始まり、水を張った田もぼつぼつ見受けられます。田んぼの向こうの雑木林から、ホトトギスの声を今年初めて聞きました。「今年はまだ聞かないな」と思った矢先で、うれしくなりました。

畑では、1畝(約5メートル)に蒔いていた「もちトウモロコシ」の苗が大きくなったので、間引きと、間引いた苗を別の2本の畝への移植作業を行いました。ちょっと大きくなりすぎたきらいがあるので、うまく活着してくれれば、と思っています。

小麦(2畝) も収穫期を迎え、「麦秋」の言葉通り美しい黄金色の茎や穂。今年は腰が痛いので、刈り取りは鎌をやめて、草刈り機で刈って、後で紐で縛る方法で収穫しました。その日のうちに木槌でたたきながら実落しを行い、2升ほどの実が採れました。

 この小麦、地元の方に5、6年前にいただいた実を大事に育てています。以前、業者の方に製粉を頼んだこともありましたが、あまりに少量なので、今は敷き藁用に利用するのみ。しかし、地元に伝わる貴重な種だけに、来年は麦を作ってみようという方を捜して差し上げようと思っています。

 

MUGIZOの一句

ここかしこ空き家のありて時鳥

2つの畝に移植したもちトウモロコシの苗

刈り取った小麦(一部)の実落し作業中

 

 

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