南のまち、と森の端

南九州の一隅からちょっとした日常の出来事や思いを綴ります。

たおやかなユウスゲの花

2019-07-24 15:07:28 | 園芸

 ユウスゲは夕菅と書きます。今あちこちできれいな花をつけていますが、その名の通り夕方に咲き翌朝にはしぼんでしまいます。鹿児島県湧水町で以前「ゆうすげを観る夕べ」に参加させてもらって、沢原高原に自生するこの花を見たときはそのやさしく、たおやかな美しさにうっとりとしてしまいました。

別名・黄菅(きすげ)というように、ニッコウキスゲによく似ています。その昔、小諸だったか志賀高原だったか「きれいな花だなぁ」と眺めた記憶がうっすらとあります。夕菅はもっとレモン色というか、よりやさしい色をしています。わが 畑には4、5年前に地元の物産館で買った栽培種のユウスゲが1株あり、毎年のように今ごろ5、6輪の花をつけてくれます。

霧の中でひっそりと咲くこの花を見ていると、戦後苦労を重ねて50代で死んだ母親のことや、中田喜直さんが作曲した「霧と話した」の歌を思い出したり、ちょっぴりセンチな気分になってしまいます。やさしさをたたえた女性をイメージしてしまうからでしょうか。

 

わが畑ではないのですが、近くできれいに咲いたユウスゲ

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ブルーベリー収穫始まる

2019-07-23 20:39:52 | 園芸

このところ雨や曇りのうっとうしい日々が続いていましたが、ようやく梅雨が明けるか、という感じになってきました。湧水町のブルーベリー畑では、21日、22日に今年初のお客さん(いずれも知人です)を迎え、ブルーベリー摘みを行いました。

今年のブルーベリーは雨続きのせいで、収穫前に柔らかくなったような実があるなど今のところやや品質が落ちているように感じましたが、実付きは良いようです。21日はあいにくの雨でしたが、5人のメンバーがレインコートを着込んでうれしそうに収穫していました。22日はご夫婦連れ2人でした。曇りで熱中症の心配もなく、ブルーベリー摘みを楽しみました。それぞれ1人Ⅰ㌔ちょっとを収穫していたようです。

終了後は湧水町栗野の「いきいきセンターくりの郷」の温泉で疲れを癒やしました。 ブルーベリー畑は土、日を中心に8月のお盆ごろまで日ごろお世話になっている延べ4,50人の人たちに開放しています。

多少雨でも熱心に収穫

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あっという間のゴーヤー繁茂

2019-07-10 16:51:03 | 園芸

ついこの前までの長雨は鹿児島、宮崎に被害が出て一時はどうなるかと思いました。畑も水浸しでしたが、何とか被害は免れ無事でした。近くの田んぼは水につかった所も稲に異常はなさそう。田植え後は水面が見えていたのに、もう一面が緑一色になっています。

畑作業は相変わらずホトトギスやコジュケイ、ウグイス、時折りイカルも鳴いてにぎやかな野鳥の声を聞きながら続けています。今は、もうすぐ始まるブルーベリー摘みに来る方たちのための通路確保など草抜き、草刈りなどの整備と、夏野菜の収穫が主。 4月に植えたゴーヤーはいつの間にか向こうが見えないくらい茂って、昨日は5本だけ初収穫。さっそくチャンプルーでおいしく食べました。ほか中玉トマトが次々に赤く熟れ、キュウリ、佐土原ナス、ジャンボピーマンもぼつぼつ。昨日はつるなしインゲンの最後の収穫をしました。

トマトは裂果が多いなど雨の影響が出ています。早く梅雨が明けないかなぁ。

 

 

MUGIZOの一句

きゅうり食む幸せ今日生きて

成長著しいゴーヤー

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