南のまち、と森の端

南九州の一隅からちょっとした日常の出来事や思いを綴ります。

いよいよ忙しくなる作業

2018-03-28 20:15:13 | 園芸

春の農作業がいよいよ佳境に入ろうとしています。といっても週末農作業で規模も小さくプロの人たちからは笑われそうですが、この季節、9月初旬とともに最も忙しく、充実した日々なのです。
もう15、6年も前に植えた3本の桜がずいぶんと大きくなって、今年も見事に咲きました。その花や、蕾が大きくふくらんだブルーベリーを眺めながら、耕耘し、畝をつくっていきます。
トマトやナス、オクラ、ゴーヤー、キュウリ、もちトウモロコシ、サツマイモ、サトイモなどを植える準備。連作を避けるため、作物のレイアウト表をつくり、それに沿って植えていきますが、この段階が結構頭を使います。
何かと慌ただしい4月ですが、このころが一番楽しいシーズンです。


満開の桜と、蕾を膨らませたブルーベリーと、わが菜園

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イワツツジ、スイセン…

2018-03-20 20:04:18 | 園芸

いろいろな花が一斉に咲いて、「百花繚乱」とはまさにこの季節のことをいうのだな、と実感しています。宮崎市~鹿児島県湧水町間を車で行き来していると、国道沿いには、咲き始めた桜のほか、コブシ、モクレン、モモ、レンギョウなどの花々が美しさを競い合っていて、あたりに明るさを振りまいています。
以前、このコブシの花について「私たちは異動花と呼んでいるんですよ」と公務員の方から聞いたことがあります。赴任地に下見に行ったり、早めに引っ越しをする人たちの目に入る白いコブシの花が印象に残り、この花を見ると、その時々の思いが甦ってくるとのことでした。多くの方たちの人生のシーンと重なっているのですね。
湧水町のわが畑の一隅でも、つぼみを膨らませていた2本のイワツツジが咲き始めました。この鮮やかなピンクが好きです。前も書きましたが、いまナノハナが満開だし、ブルーベリーのすぐ近くに植えているスイセンも黄色や白の花がとてもきれいです。

ピンクがきれいなイワツツジ

一斉に咲いたスイセン

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畑はすっかり春色

2018-03-14 21:34:01 | 園芸

新燃岳の噴火は長引いていて、湧水町はもちろんのこと、14日は宮崎市にも降灰があったようで車のフロントガラスが結構汚れている車が目につきました。霧島周辺地域を中心に降灰による被害もできるだけ少ないことを祈っています。
さて、湧水町の畑はすっかり春色になっています。菜の花は収穫が追いつかずにいつの間にか小さなお花畑状態、ミツバチの羽音がうるさいくらいです。畑の片隅に植えている蕗のエリアにフキノトウが顔を出していたので15,6個を収穫し、ゆでて酢味噌で大事に食べています。また、11月に種をまいたエンドウ、スナップエンドウ、ソラマメも20センチほどに育ち、柔らかな緑があざやかです。
今週はバレイショ(メークイン)を植えました。ラッキョウ、タマネギの草取りで少し腰が疲れました。ブルーベリーの脇に植えている水仙もぼつぼつと咲き始めています。たくさん咲いたらカメラにおさめようと思います。

みるみる大きくなったエンドウ


菜花は今花盛り

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春耕

2018-03-07 21:24:30 | 園芸

春耕といえば種をまく前に田畑を耕すことをいいますが、鹿児島県湧水町の小さな畑では今年初めての耕し方を行いました。わずか数メートルの畝を2本作っただけですが、さぁこれから野菜づくりが始まるんだと新鮮な気持ちになってきます。
石灰をまき、久しぶりにコマメくん(かってにそう呼んでいる小型耕運機)のエンジンをかけて耕耘。堆肥と少量の化成肥料を混ぜ込み、畝をつくり、マルチをかぶせていきます。
1本の畝は馬鈴薯(メークイン)の種芋を植えるためで、少し肥料と土がなじんでから1週間後に、もう1本は里芋(赤目大吉)用で、さらに1週間ほど置いてから植え込みを行う予定。そのころからはゴーヤ、茄子、トマトなど夏野菜のための耕耘を始めたいと思っています。いよいよ作業開始、少し心が躍ります。

湧水町の自宅は森の近くにあるため、野鳥の声で目を覚ますことが多いです。10日ほど前、ほんの一声でしたが、ウグイスの初鳴きを聴き、6日はそれよりも長く、しっかりとした声を聴くことができました。この町は野鳥の宝庫といっていいほどで、栗野岳の中腹あたりではヤイロチョウが渡って来るし、イカルとか、夏はアカショウビンとか珍しい鳥の声を聴くことができます。自然豊かで魅力の多い町です。

今年初めての耕耘。

コメント (1)
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新燃岳の噴煙

2018-03-06 21:58:28 | 地域

霧島連山の新燃岳の噴火は当初小規模といわれていましたが、6日午前山を見ると、噴煙が相当高く上っていて、規模を大きくしているように見えました。
今回の噴火は小規模のまま比較的短期間で終わるのでは、と個人的には少し軽くみていたのですが、長期化するかも、と懸念もしています。
鹿児島県湧水町でも車にうっすらと灰が降っていました。宮崎県側の高原町や小林市では既に降灰による被害が出ていいいますし、鹿児島県側でも霧島市など深刻化するのでは、と心配しています。生活面のほか農業、観光面への影響が最小限におさまれば、と思っています。

 新燃岳の噴煙(えびの市飯野地区から午前11時撮影)

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