南のまち、と森の端

南九州の一隅からちょっとした日常の出来事や思いを綴ります。

久しぶりの本屋さん

2019-02-24 16:31:47 | 日記

このところ都合があって湧水町の畑に行けない日が続いていてちょっと寂しいのですが、宮崎市内では久方ぶりに市中心街に出かける日が多くなりました。今、読書は「蜜蜂と遠雷」と、文庫本で村上春樹著「「風の歌を聴け」ですが、この次に読む本を買いに高千穂通の「蔦屋書店」に出かけました。
もう1年くらい訪れていなかったような気がします。1階、2階ともがらりとレイアウトが変わり、レジも自動になっていてびっくりでした。買い求めたのはやはり村上春樹の文庫本「カンガルー日和」「東京奇譚集」と、文庫になった村田沙耶香著「コンビニ人間」。それに第一巻がおもしろかった夏川草介著の「新章 神様のカルテ」。また、使いこなすことが出来るかなと思いつつ、以前から購入を考えていた「日本食品成分表2019」。タンパク質、カリウム、塩分、エネルギー量の計算にチャレンジしてみようと思っています。

ついでにCDを注文しようと思って、CD、DVDなどを扱っている売り場に行きました。在庫があるかないか調べて連絡してくれますか、と売り場の女性に言ったら素っ気ない返事。レジ自動化とサービス低下の関係をふと思ったりしましたが、ネットで注文することにしてそのまま売り場を後にし、お店の一角にあるタリーズコーヒーに寄りました。焼き菓子と紅茶を注文し、早速食品成分表のページをめくってみました。やはり難しそう。売り場をぐるぐる歩いて程よい足の疲れ。今後への楽しみを抱えて、充実した半日でした。近くで家族へのお土産に「蜂楽饅頭」を買って帰りました。

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やっと「蜜蜂と遠雷」

2019-02-23 20:49:26 | 芸術文化

直木賞を受賞した後に本を購入したものの、私にとって中村文則「教団X」以来の長編とあって分厚く、病院待合室に持って行くにはどうかな、と思っているうち、ついつい後回しになっていた恩田陸著「蜜蜂と遠雷」をやっと読み始めています。
「羊と鋼の森」(宮下奈都著)など、もともと音楽がテーマ・背景になっている作品に惹かれてしまいますが、この「蜜蜂と遠雷」も文章が平明、テンポもよくてとても素敵です。
 芳ケ江国際ピアノコンクールに出場する風間仁、栄伝亜夜、高島明石、マサル・カルロス・レヴィ・アナトールの4人を中心に1、2、3次予選、そして本選と話は進んでゆく…。それぞれの持つ才能や音の世界、内面の葛藤などを詳細に描いていておもしろい。この作者は音を文章で表現する卓越したものを持っていると思いました。口では言えるかもしれませんが、実際には大変難しいことなのです。
といっても現在読んでいるのは507ページ中まだ「第一次予選」、150ページを超えたあたり。これからどういうことになるのかおおいに楽しみです。

今、NHK総合テレビで放映中のアニメ「ピアノの森」(一色まこと原作)も興味深く見ています。週刊漫画誌に連載中のときも毎週のよう読んでいたのですが、テレビ版は演奏が美しく流れるなど、やはり情感がこもっています。今、主人公の一ノ瀬海がポーランドのショパンコンクールに出場中。筋は分かっていながら1週間が待ち遠しく思っています。

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保存大根の掘り出し

2019-02-14 15:48:45 | 園芸

ブルーベリーの剪定を終えて一段落し、厳しい寒さもあって2週間ほどご無沙汰していた畑に行きました。菜の花が満開できれい。タマネギやニンニク、ラッキョウの草取り、ニンジン少量の収穫を早々に切り上げ、12月に土中に埋めて保存しておいた大根20本ほどを掘り起こしてみました。
何本かは痛んでいるかな、と思いましたが、すべて良好、鮮度を保っていて成功でした。
早速ご近所に差し上げたり、我が家も連日、煮物、おでん、味噌汁、大根おろしと大根料理が続いています。
この後、小屋の中に15個ほど保存してあった大ぶりのサツマイモ(シルクスイート)も合わせて持ち帰りました。魚などを入れる発泡スチロールに南九州特有のシラス(砂土)を入れ、その中に埋めておいたものです。初めてこの方法を試みましたが、こちらも見事成功、傷んでいる芋はひとつもありませんでした。

掘り出したダイコン

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