goo blog サービス終了のお知らせ 

南のまち、と森の端

南九州の一隅からちょっとした日常の出来事や思いを綴ります。

「グリーンブック」観ました

2019-03-15 17:08:11 | 芸術文化

アカデミー賞作品賞を受賞した映画「グリーンブック」(ピーター・ファレリー監督)を観てきました。映画館に行ったのは「羊と鋼の森」「ボヘミアン・ラプソディ」以来。今回も音楽につながった作品です。
1960年代アメリカにあった実話をもとに人種差別問題を扱った作品。黒人の天才ピアニスト、ドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)がまだ人種差別が根強い米南部への演奏ツアーをすべく、クラブの用心棒のようなことをしていたトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)を運転手に雇い、黒人用のガイドブック・グリーンブックを携えて出発します。
当初は何かにつけてぎくしゃくしますが、困難な目にあう度に次第にうちとけ、お互いに理解し、尊重しあうようになっていきます。レストランに入れないなど厳しい差別にあったり、笑いを誘うシーンも。後半は感動的な場面が多く、ラストもすばらしい。もちろんクラシックやジャズの演奏も挿入されています。
以前観た「ドライビング ミス・デージー」と同じく見終わってじんわりと心温まる映画。とても良い時間を過ごしました。