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今日の予定　昼検食。午後ワクチン外来。春休みから引き続き新学期になっても外来の受診者はあまり多くない。急病センターへ行っても急性胃腸炎の来院者が目立つ程度だ。当院では元から看護師の方々がホームケアの指導に力を入れていたので脱水になって来院する例は新患のみ・・・予防接種は時々接種漏れがあるが受診しなければ母子手帳のチェックはできない。小児科外来での定期健康相談なども考えるべき時期？わが国では母子保健や学校保健領域での健康スクリーニングが有効に機能している。

定年挨拶　学内広報誌に定年教員のメッセージが掲載された。再雇用され当初二年間今までと同じに勤務する。卒業以来転勤の多い暮らしだったが当院には腰を落ち着け十五年間勤務することができた。大学医局から応援を得て思い通りに診療できた。前任の先生は臨床栄養学の教授として他大学に栄転されたが臨時の応援で力を貸して下さった。昨年病死され春の大学医会総会で黙祷を捧げた。

川柳　足踏み状態。外来待ち時間用の資料を持ち歩いている。定型感と字余り、字足らずの関係は思ったより深いような気がする。井上ひさしの「素人の　古典学びの　七五調」という文章が「定型の魔力」に抜粋紹介されていた。今まで元典（私家版日本語文法）に当たるのを怠っていた。

業績報告　大学医局で関連病院の業績を集めてホームページ上で公表している。昨年度は小児の治療指針にウイルス肺炎の総論を書き小児保健の地方会で誌上報告（新興感染症におけるエビデンス）をした。小児呼吸器学会とプライマリ・ケア連合学会でそれぞれ地区委員・ブロック代議員を務めた。

誇るべき業績同僚の助力　　　定年で辞退を決めた専門医