活字になった川柳など

日常と川柳
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川柳についての個人的意見

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2022-07-21 06:55:29 | Weblog

#今日の予定 午後はワクチン外来。昨日昼用のパンを仕入れて来た。

#観る将棋 王位戦第3局二日目。仕事が終わり次第帰宅。

#川柳 昨日句集の二校返送。一句だけ類句の有るものを差し替えてもらった。宿題が無いのでのんびり。

 朝日川柳に関連して1993年に起きた事件を振り返ってみた。それは全国団体である公的扶助研究会の機関誌「公的扶助研究」誌上の福祉川柳(生活保護利用者をあざ笑う作品群)の掲載を巡り外部からの批判に対して関係団体・機関へ謝罪の上機関紙の編集責任者と事務局長が辞任し以後あり方の検討を行い1995年に組織再建した(田中秀和 第20回 新潟医療福祉学術集会 2020)という事例である。

#福祉川柳(再掲2004.8.1)

大友信勝著 福祉川柳事件の検証 筒井書房 ISBN4-88720-433-7 2004年、東京を読了しました。
 このことについては川柳家では大木俊秀先生が別のところで論評されたことがあると思います。大木先生は川柳の基本は’人間の生命、死、病気、セックスなどを侮辱しない’ことと’おもしろさだけの駄洒落’を句にしないことでそれ以外はないと言い切っている方です。

川柳のなんたるかを理解していない方が宴席などでのうっぷんばらしの575を川柳と称して特集を組んだことが発端と考えました。私は川柳の作者は川柳の本質を常に考え発信していく必要があると思うのです。

「実際に現場で働く方々のストレスは大変なものがあるようですが、鬱憤晴らしの道具として作られる短詩形態のものは、川柳とは呼んでもらいたくはないですね。」(柳友の松橋帆波さんの公開コメント)

手も足ももぐ戦争と詠む彬 

鶴彬の名前を御存じでしょうか?元の句は「手と足をもいだ丸太にしてかへし」です。1967年生まれの柳広司さんのアンブレイカブル(2021.1.29 KADOKAWA)連作短編集の中の「叛徒」というタイトルの作品に鶴彬が登場しています。

 


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