活字になった川柳など

日常と川柳
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川柳についての個人的意見

福祉川柳(続き)

2004-08-11 20:20:40 | Weblog
’福祉川柳’で検索をかけると
いくつかのコンテスト告知、結果発表がヒットする。
いわゆる前述の’福祉川柳’の検証や出版案内を
除いてのことである。

見させて貰った範囲では多くはまじめな福祉に
視点を置く川柳だ。
しかし内容には問題なくても
作者名を書かず
句境を補足するようなペンネーム
(あえて雅号と書かない意味を推察して!)
を書くものが目に付いた。

1998年4月21日に朝日新聞夕刊に織田 正吉氏が
’川柳の現在’と題したコラムの内容に書かれた
’飲み屋で駄洒落を言い合うような’ものや
世に出るべき秀作が数の中に埋没するという現象は
あまり見受けられない印象だった。

影響力が大きい’サラリーマン川柳’が作者名を本名や自分の愛着のある号にしないことの弊害の方をより感じた。

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福祉川柳

2004-08-11 12:36:25 | Weblog
大友信勝著 福祉川柳事件の検証 筒井書房 ISBN4-88720-433-7
を読了しました。

このことについては川柳家では大木俊秀先生が
別のところで論評されたことがあると思います。

大木先生は川柳の基本は
’人間の生命、死、病気、セックスなどを侮辱しない’ことと
’おもしろさだけの駄洒落’を句にしないこと
でそれ以外はない
と言い切っている方です。

川柳のなんたるかを理解していない方が
宴席でのうっぷんばらしの575を
川柳と称して特集を組んだことが
発端と考えました。

私は川柳の作者は
川柳の本質を常に考え発信していく必要があると
思うのです。
コメント (1)
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