オリヴィアを聴きながら

2男児の母、業歴XX年のシステムエンジニアが日々のもろもろを雑記します。
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私がITコーディネータになったわけ

2005-09-10 20:20:46 | お仕事情報
続き

で、中小企業診断士(情報部門)というのがどういう人かというと、3日にわたる試験をクリアして15日間の研修を受けて・・・・
つまりは、第一線で活躍している人は少ないわけです。

私が出会った方は、情報処理の会社を定年退職されたあとに資格を取得して・・・悠々自適そうに見えました。

概念的な「こうあらねばならぬ」って話はうなづけるんですが、具体的な実装段階の話になってくると「それっていつの話なのよ」というようなことも多々ありました。


が、お客様にとっては中小企業診断士は中立な立場で最適なアドバイスをしてくれる存在であり、私は、自社製品を売りたいベンダなんです。

自社製品を売りたいという気持ちがないわけではありませんが、(というか実際に売っていたのはCompaqが一番多かったりするのですが)長く利益をもたらしてもらうには、私どもが納めるシステムでお客様に「利益」を出してもらわなければいけません。Win-Winの関係を構築するために、金の使い道に頭をひねっていたわけです。

当時はまだ見た目にも「若いねーちゃん」ですから、説得力にもハンデがあります。
上司が「名古屋の人は権威に弱いから、お前も中小企業診断士を取得しろ。俺も取るから」といとも簡単に言ってくれちゃいました。


実は曲がりなりにもコンサルタントを目指していた私は、この試験を受けたことはありました。
科目数が多いことがネックでしたが、1次試験に合格すれば2次試験には何度でも挑戦できる制度で、長い時間をかければ何とかなりそうだったんです。

で、やっと1次試験に合格した次の年に、あっさりと受験制度が変わってしまい、2次試験への挑戦権は1回のみとなってしまいました。

息子1号出産の時には産後休暇明けに職場復帰しましたが、息子2号出産を機に育児休暇を1年とり、2次試験と15日間の研修をこなそうと考えました。
産後3ヶ月もあれば試験対策はばっちりと考えたのが間違えでした。

予定外の息子1号の骨折で、2号を背負いながら病院通いする羽目に・・・・・


まだまだ続く

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