オリヴィアを聴きながら

2男児の母、業歴XX年のシステムエンジニアが日々のもろもろを雑記します。
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浮き球の処理

2012-04-05 18:18:37 | 最近思うこと
サッカー少年を育てているおかげで、
ママサポータ歴5年目。4級審判歴4年目になる。

少年サッカーの試合もそれなりに数を見て、
且つ、自分もママチームの試合に何回か出場して
「強さ」の秘訣は、「浮き球のトラップ」ではないかと
思うようになった。

息子1号が、中学生になって、隣町のクラブチームに入った時には、
U-13のクラブチームの試合を何度か見に行った。
小学生時代との大きな違いは、
「ボールを奪われる頻度」が激減したこと。

単純に、「やっぱり中学生は小学生に比べてみんなうまいのね。」と
思っていたのだが、
息子1号が2年生になって、クラブチームをやめて中学校のサッカー部に
入り、中学生の試合を見に行くと、そうではないことが分かった。

部活のサッカー部同志の試合では、
どちらのチームも頻繁にボールを奪われる。
せっかく味方選手がボールを奪っても、
安定してマイボールにできない。
すぐに、パスミスをして、パスカットされるか、
パスをもらった選手がトラップでボールをバウンドさせすぎて、
相手選手に奪われる。


サッカーは、選手個人の「ボールを留める、蹴る。」のボールコントロールと、
「走る」の基本があって、その上で、チームとしての戦略なり、戦術なりが
機能する。
そして、「蹴る」は、どの選手も、割と、上手。ボールの芯を捉えたしっかりしたキックが
出来ない選手は少ない。(ママ選手は、空振るけどね。)

でも、飛んできた(味方が蹴ったり、投げたりしたボールも含めて)ボールを、身体のどこかに
あてて、次に自分が蹴りやすい位置で、且つ、相手選手の脚が届きにくい位置に治める技術は、
出来ている子と、出来ていない子の差が大きい。
特に、パントキックやスローインなどの浮き球の処理に差がつく。

この浮き球が、スムーズに足元に治められる選手が多いチームは、ボール支配率が大きく、
試合運びが優勢になる。
浮き球のトラップが苦手な選手は、1バウンドしてから、処理しようとする。
つまり、ボールの着地点から一歩後ずさって「待つ」格好になる。相手選手がボール着地点の一歩前に
飛び込んで来たら確実に先にボールを奪われてしまう。

着地点に飛び込んで、浮き球を処理し、自分が蹴りやすい位置にボールを落ち着かせることが出来る選手は、
ボールを治めてから、顔をあげて、周りを確認する余裕ができる。
つまり、フリーな味方選手を探して、パスを出すことも
自分がボールを運べるコースを探すことも出来るわけ。
ボールを蹴るにしても、余裕があるから、精度の高いキックが出来る。
つまり、トラップがうまくいくと、次のパスも、ドリブルも有利に運べるのだ。

トラップがうまい選手が多いチームは当然、ボール支配率が高くなる。
安心して見ていられる。
中学生になると、小学生時代よりも、フィールドが広くなるので、
ドリブルで持ち込むよりもロングボールで攻撃する方が効率的になる。
つまり、浮き球の上手なトラップが要求される機会が増える。

というわけで、息子2号には、浮き球のトラップの練習をするように言ったのだが、
これは個人練習が難しい。良い方法はないんだろうか・・・
(私が手で投げたのでは、ロングボールの処理とは威力が違ってしまう。
スローインされたボールの処理は練習できるが・・・
ちょうど良いロングボールを蹴れるだけのスキルが私にはない・・・)


浮き球のトラップがもっと上手にできたなら、ママチームも
試合に勝てるような気がする・・・




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