場所:五所八幡宮
神奈川県足柄上郡中井町遠藤84
毎年4月29日、例大祭が行われます。
五所八幡宮例大祭は、「かながわのまつり50選」に選ばれている中井の伝統的なお祭りのひとつです。
色とりどりの幟や提灯、灯篭が飾られた境内でおごそかに営まれる数々の神事。
”御霊遷”(みたまうつし)、御輿(みこし)の渡御(宮立)が始まり、
こうした神聖な祭礼とは打って変わり、心を踊らせるのが、勇壮な山車(だし)の競演。
重厚な透かし彫りに極彩色あでやかな4台の山車(だし)が勢揃いすると、その熱気にいやがうえにも盛り上がってきます。
これらの山車(だし)や御輿は町中を練り歩き、のどかな田園風景に華やかな彩りを添えます。
そして夕闇せまる頃、山車(だし)にともされた松明(たいまつ)が中村川河畔にゆらめき、五所宮囃子が響きわたる。
「鷺(さぎ)の舞」
五所八幡宮例大祭の神幸祭(しんこうさい)の折、御輿(みこし)の御前(みまえ)で奉納される舞です。
鷺(さぎ)の舞」とはいうものの、実際には獅子と竜と鷺の舞で、獅子は悪魔を追い払い住み良い地域社会をつくる意味の舞。
竜は水に不自由なく五穀豊穣を乞い願う農耕の祈り。鷺は太陽の使者ともいわれ、光と熱の恵みを願い、平和な明るい社会を表現したものです。
なお、この舞はたいへん珍しいもので、東日本でも3地域(福島県勿来の関の熊の神社、神奈川県大磯町国府祭)
にしか残っていないという貴重な民族芸能です。
4台の山車と彫り物は、江戸時代後期1830年ごろの作といわれ、200年近くの年代を経て老朽化が進み、
各地区共に平成に入り大修理がなされました。(いずれも中井町の重要指定文化財)
猿田彦(さるたひこ)、剣持(けんもち)、神職、唐櫃(からびつ)などの所役を前導に、
赤白2基の神輿は、境内から89段の石段を降り、4台の山車のお囃子に迎えられます。
神奈川県足柄上郡中井町遠藤84
毎年4月29日、例大祭が行われます。
五所八幡宮例大祭は、「かながわのまつり50選」に選ばれている中井の伝統的なお祭りのひとつです。
色とりどりの幟や提灯、灯篭が飾られた境内でおごそかに営まれる数々の神事。
”御霊遷”(みたまうつし)、御輿(みこし)の渡御(宮立)が始まり、
こうした神聖な祭礼とは打って変わり、心を踊らせるのが、勇壮な山車(だし)の競演。
重厚な透かし彫りに極彩色あでやかな4台の山車(だし)が勢揃いすると、その熱気にいやがうえにも盛り上がってきます。
これらの山車(だし)や御輿は町中を練り歩き、のどかな田園風景に華やかな彩りを添えます。
そして夕闇せまる頃、山車(だし)にともされた松明(たいまつ)が中村川河畔にゆらめき、五所宮囃子が響きわたる。
「鷺(さぎ)の舞」
五所八幡宮例大祭の神幸祭(しんこうさい)の折、御輿(みこし)の御前(みまえ)で奉納される舞です。
鷺(さぎ)の舞」とはいうものの、実際には獅子と竜と鷺の舞で、獅子は悪魔を追い払い住み良い地域社会をつくる意味の舞。
竜は水に不自由なく五穀豊穣を乞い願う農耕の祈り。鷺は太陽の使者ともいわれ、光と熱の恵みを願い、平和な明るい社会を表現したものです。
なお、この舞はたいへん珍しいもので、東日本でも3地域(福島県勿来の関の熊の神社、神奈川県大磯町国府祭)
にしか残っていないという貴重な民族芸能です。
4台の山車と彫り物は、江戸時代後期1830年ごろの作といわれ、200年近くの年代を経て老朽化が進み、
各地区共に平成に入り大修理がなされました。(いずれも中井町の重要指定文化財)
猿田彦(さるたひこ)、剣持(けんもち)、神職、唐櫃(からびつ)などの所役を前導に、
赤白2基の神輿は、境内から89段の石段を降り、4台の山車のお囃子に迎えられます。