身近な発見と出会いのブログ

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国府祭(こうのまち)

2010年05月05日 | Weblog
5月5日は大磯町国府の馬場公園を中心に「国府祭(こうのまち)」が行なわれた。

国府祭とは
 国府祭は、5月5日に相模国の一宮から五宮、そして総社と言われた六所神社の
 神輿が一堂に集う古代国府総社の祭りである。
 『日本の奇祭』によれば、古くは端午祭と呼ばれた祭りで、
 『吾妻鑑』にも記事が見えることから、11世紀には既に成立していたと考えら
 れているのだと言う。
 
 祭事は、六所神社の神領地であった大磯町国府本郷の神揃山に、一宮から五
 宮の神輿が集合するところから始まる。
 5社が入山後に祭典が催され、正午からは「座問答」(ざもんどう)と称される
 神事が行われる。
 祭事の中心と言われる「座問答」では、一宮・寒川神社と二宮・川勾神社が
 席次を争い、三宮・比々多神社が「決着は翌年に」と仲裁を入れて終了する
 象徴劇のような神事が行われる。
 「座問答」が終了すると六所神社へ迎えの使者が送られ、使者を受けた
 六所神社の神輿が「高天原」、現在は「大矢場」(おおやば)と
 呼ばれる場所へと向かう。
 一宮から五宮の神輿も「大矢場」へ移動し、七十五膳の山海の幸を献上して
 六所神社の神輿を迎え入れ「神対面神事」などが行われる。
 神事の後、各神社の神輿は順番に退場して国府祭は終了する。

   
           写真は大矢場での暴れ神輿 三宮・比々多神社
鷺の舞(さぎのまい)
毎年5月5日、逢親場祭場(大磯町国府本郷の馬場公園)にて奉演されます。
3種の舞に より構成され、鷺の舞は天下泰平を、龍の舞は五穀豊穣を、
獅子の舞は災厄消除を祈願すると伝えられています。
尚、舞台は独特の船の形をしております。
社伝によると、平安時代、国司をはじめ貴族をもてなすための舞であったと
伝えられます。

 
   
       鷺の舞            龍の舞           獅子の舞

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2 コメント

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Unknown (kiri)
2010-05-06 13:40:02
晴天に恵まれた国府祭は賑やかだったでしょうね。
暴れ神輿が良く伝わって来ました。。

       3
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kiriさんへ (管理人・たか)
2010-05-06 18:58:02
久々にブログを更新しました。

今年はGWが当りましたねぇ~
お陰で日焼けしました。

運動公園に車を停めたので、kiriさん宅前を
通りました。
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