身近な発見と出会いのブログ

普段見慣れている風景や身近な出来事などを話題にみなさんとご一緒に散歩しましょう。写真はクリックすると拡大表示します。

浜降祭

2010年07月19日 | Weblog
別名「暁の祭典」と呼ばれる、浜降祭が今朝茅ヶ崎の海岸で行なわれました。
午前5時一番神輿が祭典会場に入場し、7時までには全神輿が順次入場する。
午前7時から神事が行なわれ、8時には先駆神社神輿発輿。
午前9時に終了する。

浜降祭とは、
今から160年ほど前の天保9年(1838)、寒川神社の神輿が例年春に行われる
国府祭(こうのまち)【大礒町国府本郷】に渡御した帰途、相模川の渡し場で
寒川の氏子と地元の氏子が争いを起こし、川に落ちて行方不明になってしまいました。
その数日後、南湖の網元である孫七さんが漁の最中にこのご神体を発見し、
寒川神社に届けたことを契機に、毎年同神社の神輿が、そのお礼のため
南湖の浜に赴き、「禊(みそぎ)」をするようになったと言い伝えられています。

    

神輿が海に入る「みそぎ」は5時~7時の入場時と式典終了時の8時から。
式典が始まると帰ってしまう人がいますが、まとまった神輿が海に入るのを見るには、
お発ち(式典後一斉に神輿が動き出す)の後の8時過ぎの方がオススメ!

「どっこい、どっこい」という掛け声は、相州神輿独特なもの。
掛け声だけではなく、神輿を担ぐ時唄われる歌「茅ヶ崎甚句」が聞けることもあります。

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