ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【原稿料】難波先生より

2018-01-22 14:44:36 | 難波紘二先生
【原稿料】「買いたい新書」のスポンサーが書評料の値上げを渋っている。企業だからメセナ(「文化の擁護」の意。企業が社会的に貢献すること)が極めて重要だと思う。メセナをやらない企業は永続しない。
 5万件以下のヒット数から始まり、今は週に200万件を超えるようになった。検索エンジンにヤフーを用いれば、簡単に週別のアクセス数が把握できる。常にトップに位置している。

(「宇和島徳州会病院」のヒット数を検索したら8万件しかなかった。「徳州会病院」で検索しても100万件にしかすぎない。「日本病理学会」はたった43万件だ。)

 こちらがITに無知だと思わないでもらいたい。娘の夫はIT技術の専門家でハワイの天文台に勤めている。息子も広島市でIT会社の部長をしている。子どもの職業選択に干渉しなかったら、結果としてそうなった。

 宇和島徳州会病院・泌尿器科の売り上げは、ここ10年間、年に1億2000万円を下らないそうだ。常勤医2人でこれだけの売り上げがある病院を他に知らない。一般的に言って、病院経営の採算分岐点は人件費50 %にある。(私は病院病理医の時代に、天才的な経営能力を持つ院長から直接に「病院経営学」を学んでいる。)

外商の担当者は「検討します」といって、いつも逃げる。
メルマガ有料化の予定はまだ無い。(これはいつでも実行に移せる。)
 そこでサイトを別会社に移すことを検討している。契約書では2ヶ月前の事前通告で契約破棄できることになっているはずだ。商標権の登録はされておらず、著作権は売り渡していない。「書評集」を刊行する予定があるからだ。

 広島市か東広島市で受けてくれそうなところが2社はある。
他にドラフト希望の会社・組織がありましたら、ご連絡下さい。仕事自体はメールで済み、年に一度か二度担当者と面談すればすむ話です。

 5万件以下から200万件以上にまで伸ばした実績を評価できないのなら、契約を破棄するもやむをえないと思っている。「書評家プロ競技」があれば、私の書評のランキングがすぐに明らかになるだろう。
 しょせん東京は人間が実力の3倍に評価される町だ。

 宇和島徳州会病院では、若い病院長が嫉妬して万波を辞めさせようと画策したそうだ。たった常勤2人の泌尿器科が(外来は毎日万波一人がやっている。午後は手術だ)10年間で12億円稼いだと分かり、逆に万波から報酬の15%アップを求められたそうだ。そこで「万波排除」を画策した若い院長の方が、逆に鹿児島に配転されたそうだ。まあ、これでひとまず一件落着だ。

 若い時から万波さんはサウスポーで4番打者だった。野茂かイチローのような両手効きの医者だ。だから手術の天才なのだ。
 本人が「ミスしたらいつでも辞める」と言っているのだから、時が来たら自分で引退宣言をするだろう。それが徳州会にとっても得策だと思う。

 私は老後の知的生活が維持できるだけの、ささやかな報酬を期待しているだけに過ぎない。IT化が進んで、読書離れも加速しているが、真の教養は良書の読書によってしか得られない、というのが私の信念だ。
それに協力してもらえるのなら業種は関係ない。(医療批判本を容認してくれるなら、徳州会でもよいと思う。)

 月曜日の「買いたい新書」は
No.408(入門書):岩波 明「発達障害」, 文春新書
を取り上げた。すでに217万件のヒットがある。
http://www.frob.co.jp/kaitaishinsho/book_review.php?id=1515568556



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