ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【パイオニアの身売り】難波先生より

2019-04-03 12:44:20 | 難波紘二先生
【パイオニアの身売り】
 3.26夜7時のニュースで音響機器メーカーの「パイオニア」が香港の会社に身売りしたと報じていた。これに伴い大規模な人員リストラも行われるようだが、詳細は明日の日経に期待しよう。
 私はパイオニアのレーザーディスク(LD)のファンで、1万円以上もする映画のLDを50枚以上も買った。ここに来た当座は液晶プロジェクターを使用して、野外映画館もやり、ご近所の人たちにも声をかけた。唯一の誤算は、字幕が入る洋画を見たことのない人ばかりだったことだ。それも当然で、隣町の豊栄町にも東広島市西条町にも映画館がなかった。
 今の東広島市のシネコンは広島大学の移転後につくられたものだ。
 
 その後、沢山あったLDも機械本体もどこかにしまったままだ。LDはNTSC信号をアナログテレビに入力して画面で見る方式だったので、テレビが地デジとBSに変わり、映像媒体もDVDが主体になると、見る気がしなくなった。

 パイオニアのLDが有名だったのは1980年代のことで、あれから35年くらい経つ。学生には「いま盛りの企業は30年後には必ず衰える。それは君たちが50代の頃だ。クビになったら行くところはないだろう。だからいま盛りだからということで、会社を選ぶな。
 生涯を通じて何がやりたいかを考えて、会社選びをせよ。今は小さな会社でも、自分の好きなことが出来るところを選べ。もしその会社がマイクロソフトやアップルのように、大発展するなら財産も築けるだろう。たとえそうならなくても、<好きなことができた>という満足感が残るだろう。」
 と教えてきた。
 パイオニアの凋落を見て、かつての自分の言葉を思い出した。



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