【ゴジラ】
7/16「毎日」一面の下段書籍広告に「ゴジラ」関係の本6冊が並んでいて驚いた。
記憶では、昭和29(1954)年3月14日、ビキニ環礁での米水爆実験により、焼津の漁船「第五福竜丸」が被災して以来、日本国民の「野放しの原水爆実験」への非難が高まり、雑誌「少年画報」で連載が始まり、1954/11東宝映画「ゴジラ」として製作・一般公開されたと思う。
「ゴジラ」は「ゴリラ+クジラ」の合成語で、南太平洋の水爆実験により巨大化した怪物の意味だ。「少年画報」連載時の作画は、当時全国の少年を熱中させた小松崎茂ではなかったか、と思う。映画化に当たっては円谷英二が特撮の技法を駆使した。
その後「ゴジラ(Godzjilla)」は英語にも取り入れられ、被爆のせいでモンスター化したため、かえって地球を愛する巨大生物として映像化されるに至った。「悪役」のゴジラはいつのまにか「善玉」に化した。
私もその後「ゴジラ対モスラ」とか「ゴジラ対キング・ギドラ」などの日本映画や「ゴジラ」を扱ったハリウッド映画をいくつか観たが、まさかゴジラが日本発の文化として「毎日」一面の書籍広告を占めるとは予想もしなかった。
だが「ゴジラ誕生」の背景には「第五福竜丸」の悲劇があることを忘れてはいけないだろう。
7/16「毎日」一面の下段書籍広告に「ゴジラ」関係の本6冊が並んでいて驚いた。
記憶では、昭和29(1954)年3月14日、ビキニ環礁での米水爆実験により、焼津の漁船「第五福竜丸」が被災して以来、日本国民の「野放しの原水爆実験」への非難が高まり、雑誌「少年画報」で連載が始まり、1954/11東宝映画「ゴジラ」として製作・一般公開されたと思う。
「ゴジラ」は「ゴリラ+クジラ」の合成語で、南太平洋の水爆実験により巨大化した怪物の意味だ。「少年画報」連載時の作画は、当時全国の少年を熱中させた小松崎茂ではなかったか、と思う。映画化に当たっては円谷英二が特撮の技法を駆使した。
その後「ゴジラ(Godzjilla)」は英語にも取り入れられ、被爆のせいでモンスター化したため、かえって地球を愛する巨大生物として映像化されるに至った。「悪役」のゴジラはいつのまにか「善玉」に化した。
私もその後「ゴジラ対モスラ」とか「ゴジラ対キング・ギドラ」などの日本映画や「ゴジラ」を扱ったハリウッド映画をいくつか観たが、まさかゴジラが日本発の文化として「毎日」一面の書籍広告を占めるとは予想もしなかった。
だが「ゴジラ誕生」の背景には「第五福竜丸」の悲劇があることを忘れてはいけないだろう。
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