日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

四谷赤坂麹町 - おく谷

2020-05-28 20:15:46 | 居酒屋
三日間休む間に飲食店への無理無体な「要請」は緩和され、平日に店で呑むという選択も採りうるようになりました。実に18日ぶりの外呑みです。原点に回帰し「おく谷」の暖簾をくぐります。
店で呑むならここしかないとは思っていました。しかし、店で呑もうと意気込んでいたわけではありません。足止めが緩和されたはよいものの、今すぐ飛び出したくもないことは昨日語った通りです。理由はそれに近いともいえます。苦肉の策で始まった持ち帰りの営業も、徐々に終了、あるいは縮小されつつあるだけに、そちらが捨てがたく思えたとでも申しましょうか。しかし、店への支援という観点では、酒代も落とした方が望ましいには違いありません。「今しかできない方を選ぶ」という行動基準と、「迷ったら買え」の大原則が競合した結果、より重視すべき後者に従うという顛末です。

昼間は「藤々」を今一度訪ねてきました。11時過ぎという、自分にしては異例の早いお昼だったにもかかわらず、その時点で既に30人ほど捌いたというのが店主の弁でした。再開を待ち侘びていた人々が多かったということでしょう。それには及ばないものの、カウンターには二人の先客がいます。貸切だったのは大型連休の初日が最後です。わずか二、三軒にまで減っていた呑み屋の明かりも八割方戻り、日毎に正常化しつつあるのを実感します。
木曜の晩でこれなら週末はなおさらでしょう。実際のところ、去る週末は「魚真」にまさかの満席で振られるという経験もしました。毎晩呑み歩くのは体力的にも現実味に欠けます。月曜から木曜までの間を中心に、週二回ほど外で呑むのが「新しい生活様式」となりそうです。

おく谷
東京都新宿区荒木町8
03-3351-6451
1800PM-2230PM(LO)
日祝日定休

生ビール
酔鯨
お通し(しらたき)
すずき昆布〆
中華風腸詰め
コンビーフキャベツいため
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