日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

豊穣の福井を行く - 帰着

2017-08-28 23:11:47 | 北陸
大いに健闘した、しかし福井は遠かったとでもいえばよいでしょうか。昨夜は三時台後半の帰着という結果でした。総行程は1120kmに達し、一泊二日の旅としては久々の千km超えとなりました。
まず、東名・新東名経由か、中央道経由かという選択については、迷うことなく後者を選びました。線形がよい代わりに単調なのが東名・新東名の難点です。眠気との戦いになる復路では、巡航速度が多少落ちても、適度に変化がある中央道経由の方が好ましいと考えました。その狙いは的中し、中盤までは二時台の帰着も視野に入る快走を続けました。しかし、終盤にさしかかったところでまさかの渋滞が。2km30分という情報からしておそらく事故でしょう。やむなく須玉で一旦下り、そこから勝沼まで一般道を経由したため、その分帰着が延びてしまいました。
とはいえこれは不可抗力です。片付けがほぼ要らないように段取りしていたこともあり、帰ってからはすぐさま休むことができました。教訓を活かしつつ相応の覚悟をもって臨んだことにより、破綻の一歩手前でどうにか踏みとどまれたというのが実態です。

終わってまず思ったのは、一泊二日で福井に行くのは厳しいという、分かりきっていた事実です。とはいえ、二泊以上を捻出するなら、連休を活かすか、土日に休みを一日足すかのどちらかしかありません。そして、北陸で稲穂が実る時期という条件を加えると、お盆の連休では早すぎ、九月の連休では遅すぎる可能性があります。さりとて一日休みをとれば、初日か最終日のいずれかが平日になり、高速料金の割引が事実上使えないのが難点です。このように考えると、強行軍になるのを承知で一泊二日に詰め込むのも、致し方のない選択という面があります。どのみち新幹線が開業するまでの数年間です。福井への強行軍は、初秋の恒例行事として定着するかもしれません。
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