日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

節句働き

2017-08-06 23:44:38 | 旅日記
休日返上となったのはいつ以来でしょうか。確たる記憶にある限りでは、年の瀬の一日を棒に振って以来であり、それが三年前だったのも、当時の記録を繙いてようやく思い出しました。
冬晴れだったあのときに比べれば、喪失感はそれほどでもありません。しかし、今回は違った意味で閉口しました。喪失感で精神的にやられた前回に対し、体力、気力が消耗したとでも申しましょうか。というのは、時間外は空調が切られる設定になっており、さらには窓も開かないため、室内が耐え難い暑さなのですorz
このような現象が起きることについてはかねがね聞いており、こちらとしてもそれなりの覚悟はしていました。炎天下の球場で観戦した先週末を思えば、身の危険を感じるほど暑かったわけでもなく、人間その気になればどうにか耐えられるというのが実感ではあります。とはいえ、生理的には一応耐えられても、気力、集中力、思考力といったものは当然ながら落ちてきます。一刻も早く切り上げたいのはやまやまながら、あまりの暑さで捗らず、そのもどかしさがなおさら能率を下げるという悪循環に陥ってしまいました。怠け者の節句働きは自業自得と割り切るにしても、この環境だけは参ったというのが本音です。

久々の活動に出るつもりが、終わってみれば散々な週末でしたが、見方を変えると塞翁が馬でもありました。西日本に台風が来襲し、明日に迫った開会式の中止が濃厚となったからです。仮に決行していれば、最大の目的だった甲子園の巡礼を果たせないことになり、暑い中無駄に動いただけの結果に終わるところでした。
今週末を返上した代わりに二日休む権利を勝ち取り、さらには日程が少なくとも一日延びることで、一度は断念した選手権の巡礼が復活するかもしれません。お盆に重なる来週末を見送っても、翌週末の前を休めば、辛うじて3回戦には駆け込めるからです。肉を切らせて骨を断つ、借りは必ず返します。
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