日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

北陸信越縦断ツアー 2017 - 全行程終了

2017-08-13 22:06:24 | 北陸
10時を回ったところで上りの貨物列車が通過していきました。ここが潮時と見て切り上げます。これにて全行程終了です。
前回よりもわずかに早くなったとはいえ、五十歩百歩の違いです。かなり遅い帰着になるのは避けられないでしょう。普段であれば、白馬を通って更埴から上信越道で帰るところですが、この経路には今一つ面白味に欠けるという難点があり、必ずどこかで眠くなってきます。適度に変化を付ける上では、距離が多少長くなるのを承知で、中央道経由にするのも一案かと考えているところです。どちらをとるかは白馬に着いたときの気分次第で判断します。
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北陸信越縦断ツアー 2017 - 海浜公園キャンプ場

2017-08-13 21:59:06 | 北陸
結局今年も舞い戻ってきました。三日間の旅の終わりを飾るのは、旧北陸本線キャンプ場こと海浜公園キャンプ場です。
一年ぶりに訪ねて驚いたのは、炊事場の屋根が跡形もなく取り払われていたことですが、それ以外に変わった様子はありません。遅い時間になったからか、それともサイトが小さいからか、園家山にたむろしていた騒がしい集団は見当たらず、雰囲気はこちらの方が上回っています。九時半を過ぎたところで街灯の明かりが消され、キャンパー達はそろそろ寝入ろうとするところです。
北陸本線在りし頃、ここで仲間と共にキャンプを張り、行き交う列車を眺めつつ宴会に興じたと折に触れて申しました。新幹線の開業後、単行の気動車が時折行き交うだけの、寂れたローカル線に転落してしまったことについても。今回も着くや否やその光景を見せつけられ、大いに興ざめさせられました。
変わり果てた姿を見せつけられるなら、一思いに素通りしてしまった方がよいのかもしれません。それでも結局戻ってきたのは、ほどよい広さのキャンプ場の雰囲気によるところが一つ。黒部の扇状地が広がるのを目の当たりにできる立地によるところが一つ。そして何より、ここで仲間と繰り広げた数々の活動の思い出が染み着いているからに他なりません。かつての北陸本線がどれだけ無惨に変わり果てようとも、このキャンプ場に対する愛着は終生変わることがないでしょう。今回もここで終われたことを幸いに思います。
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北陸信越縦断ツアー 2017 - たから温泉

2017-08-13 21:14:29 | 温泉
覚悟していたことではありましたが、結局今回も九時を回ってしまいました。白馬に寄るという選択肢は当然なくなり、北陸を出る前に一風呂浴びていく必要があります。
前回は「たから温泉」の廃業というまさかの事態に見舞われ、「さざなみ温泉みずしま」の世話になりました。しかしその後、「たから温泉」が復活したという話を風の便りに聞きました。廃業直前の閉館時刻は九時、そのままだったとすればもう間に合いません。まだ入れるようなら入り、そうでなければ今回も「さざなみ温泉みずしま」の世話になるつもりで車を走らせました。こうして現地に駆けつけると、見慣れた看板が右側に見えてきました。まだ行けるかと期待しつつ車を止めると、22時までとの張り紙が。こうして久々の再訪と相成りました。
どうやら経営者は代わったようですが、館内は全くと言っていいほど変わらず、無色透明の塩辛いお湯も当然そのままです。北陸本線在りし頃に度々足を運んだ、一方ならぬ思い入れのある温泉が、見事復活したことを喜びたいと思います。
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北陸信越縦断ツアー 2017 - 8番らーめん

2017-08-13 20:24:39 | B級グルメ
結局今日は昼抜きになってしまいました。8番らーめんがあれば即入るつもりだったところが、あいにく滑川まで行かない限り店舗がなく、ようやく着いた頃には夕方になり、今度は日没との戦いに陥って、結局お預けになるという経過です。
入善に店があるのは分かっており、これでようやく腹ごしらえができると思いました。ところが、8号線を進んで行くと、役場の前にあるはずの店が見当たりません。しまった、お盆休みかと思いながらもそのまま車を走らせると、道の反対側に8番らーめんの看板が。郊外型の商業施設が集まる一角に、この店も移っていたのでした。
注文はもちろん味噌ラーメン、ただし一つだけ趣向を変え、一度試してみたかった野菜増しを選びました。一人前でも十分な量があるところ、それを増やせばどうなるかは推して知るべしというもので、麺より野菜をいただいているような感覚になってきます。ともすれば単調で飽きが来るだけに、豆板醤でも備え付ければ適度な変化が出てくると思うのですが。とはいえ、150円増でこれだけ増えるならお得感があります。次回も野菜増しを選んでみるつもりです。
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北陸信越縦断ツアー 2017 - 園家山キャンプ場

2017-08-13 20:10:47 | 北陸
三日間の旅も最終盤、なじみの場所に寄りつつ帰路につきます。続いて訪ねるのは園家山キャンプ場です。とにかく蒸し暑かった去年と違い、今回は暑からず寒からず絶妙なキャンプ日和となりました。この天候が混雑に拍車をかけたか、松林のサイトは取り付く島もないほどの大盛況で、お世辞にも雰囲気はよろしくありません。しかし、サイトから少し離れた東屋に人影はなく、周囲からは秋の虫の声が聞こえてきます。
飛び石で四連休となった去年に対し、今年は祝日と土日がつながる三連休でした。残暑厳しいこの時期に、わざわざ休みをとってまで長旅にする必然性もなく、暦通りの三連休とし、今回キャンプは見送りました。しかし、水が湧き出るこの東屋を借り切ってのキャンプは最高で、今回もそのために休みを一日足すかどうかで迷いました。先ほど少し触れた通り、稲穂が実る時期に再訪しようという考えが頭をもたげつつあります。そのときはここを拠点にするのも一案でしょう。
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北陸信越縦断ツアー 2017 - 夕景

2017-08-13 18:49:08 | 北陸
晴れた時間は決して長くはなかったものの、要所要所で日が射してくれたのは幸運でした。おかげで今回も有終の美を飾ることができます。只今岸壁で夕景を眺めているところです。
快晴だった空に雲が出始め、昼にはすっかり曇ってしまい、その後時折西日が射すようになりました。しかしそれも五時頃には陰ってしまい、あとはこのまま暗くなるだけのように見えました。しかし、一縷の望みをかけて岸壁へ向かうと、西の空の雲間から夕日が射し込み、凪いだ海を照らしていました。大きな雲の流れとともに刻一刻と変わる眺めは、下手な快晴よりも見事でした。束の間の夕日が再び雲に紛れ、西の空は次第に色褪せようとしています。
北陸を目指しながら、初日は信州、中日は飛騨に大半の時間を注ぎ込み、滞在できたのは実質一日だけでした。とはいえ、時間を余すことなく使い切り、最後も印象的な夕景で締めくくれたのは幸いです。もう少し余韻に浸ってから出発します。
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北陸信越縦断ツアー 2017 - 魚の駅生地

2017-08-13 18:31:51 | B級グルメ
海沿いの県道を走って生地にやってきました。去年は漁港の直売所の閉店時刻をわずかに回ってしまいましたが、今回はどうにか駆け込むことができました。鮮魚、干物、加工品から塩蔵品まで、魚介なら何でも揃うこちらの漁港ですが、今回は幻魚とニギスの干物に明太ホタルイカなど、肴に好適な品々が充実しています。帰ってからの晩酌が楽しみです。

★魚の駅生地 とれたて館
黒部市生地中区265
0765-57-0192
900AM-1800PM
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北陸信越縦断ツアー 2017 - 中滑川駅

2017-08-13 17:20:03 | 北陸
滑川の市街に入ると、線路は旧北陸本線と並行し、魚津までつかず離れず進みます。合流して最初に現れるのが中滑川駅です。
かつてはスーパーと同居しており、五年前に訪ねたときは、そのスーパーが店じまいしてもぬけの殻になっていたと記憶しています。その後駅舎は取り壊され、今時珍しい瓦屋根の古風な駅舎に建て替えられたのを、北陸本線在りし頃の車窓から眺めました。こうして足を運ぶのは改築後初めてです。
車窓越しに見ても存在感のある駅舎でしたが、中の造りも上々です。待合室は吹き抜けになっており、MOSの店舗のごとく木製の立派な梁が渡されていて、ベンチにも風合いのよい天然木が奢られています。
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北陸信越縦断ツアー 2017 - 西滑川駅

2017-08-13 17:07:13 | 北陸
続いて訪ねるのは西滑川駅です。緩やかに弧を描く構内はかつて交換可能だったか、複線用の架線柱が建っており、ホームから少し離れたところに安普請の待合室が鎮座します。
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北陸信越縦断ツアー 2017 - 西加積駅

2017-08-13 16:57:51 | 北陸
8号線をくぐって滑川の市街に近付いてきました。続いて訪ねるのは西加積駅、踏切に接した狭いホームと、木造のやや傾いだ、しかし味わいのある待合室の組み合わせです。
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北陸信越縦断ツアー 2017 - 中加積駅

2017-08-13 16:22:28 | 北陸
続いて立ち寄るのは中加積駅です。木造モルタルの四角い駅舎は木のサッシもそのままに残り、窓口には「荷物扱所」の切り抜き文字が輝いています。
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北陸信越縦断ツアー 2017 - 稲穂

2017-08-13 16:15:58 | 北陸
新宮川を通って三たび北陸道をくぐると、一面に田圃が広がるお誂え向きの場所を発見。咄嗟に車を止めて、上りの普通列車を撮りました。稲穂はようやく実って、早いものでは少しずつ頭を垂れ、遅いものはまだ直立している状況です。周囲が黄金色の絨毯に変わるのは、今月の末から来月初旬にかけてといったところでしょうか。その頃に再訪する案が俄に頭をもたげてきました。
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北陸信越縦断ツアー 2017 - 上市駅

2017-08-13 15:43:59 | 北陸
スイッチバックの上市駅を訪ねます。先ほどは五百石駅の壮大さに感嘆させられましたが、こちらの駅もかなりのものです。農協と同居する鉄筋コンクリート二階建て、一部三階建ての駅舎は、幅こそ五百石には及ばないものの、奥行ではむしろ上かもしれません。しかも、町の施設に駅が間借りするかのようだった五百石に対して、こちらはより駅の体をなしており、頭端式のホームに面した立派な改札にも、正面、左右の三方向から通じる広いコンコースにも、鉄道華やかなりし頃の賑わいが偲ばれます。
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北陸信越縦断ツアー 2017 - 相ノ木駅

2017-08-13 15:38:48 | 北陸
再び北陸道をくぐったところに現れるのが相ノ木駅です。またしてもホーム一本と安普請の待合室の組み合わせですが、ここの特徴は車で駅前へ入れないところにあります。踏切からやや奥まった場所にホームがあり、そこまでは人が歩ける幅しかない道を行かなければならず、しかも踏切のそばには駐車できる余地もありません。線路に並行する県道からも、同様に歩いて行く道はあるものの、県道側にも駐車ができそうな場所はありません。どのみち駅前に停まれないなら、せめて踏切に接する形でホームがあれば、延々歩いていく手間だけは省けそうなものですが、なぜかくも半端な位置にホームを造ったのでしょうか。不可解さが残る相ノ木駅です。
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北陸信越縦断ツアー 2017 - 越中泉駅

2017-08-13 14:49:54 | 北陸
寺田からは本線沿いに下ります。続いて立ち寄るのは越中泉駅です。石積みのホームにトタンとベニヤの待合室の組み合わせは、先ほど訪ねた稚子塚駅と同様ながら、待合室に接する形で屋敷森が立ち並び、鬱蒼とした駅前の雰囲気が独特です。
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