駄日記

ゲーヲタの駄日記。好きなネタについてダラダラ書いてるチラシの裏。

鬱だSNOW

2007年08月16日 | レビュー・感想
追加パートがあるってことで前々から予約しといた『SNOW -Portable-』がようやく発売に。

元々は昨年の冬に発売になる予定だったのだが、それから数度の延期を繰り返し、一時期は発売日未定とまでなったこのタイトル。「はいはい、どーせ8/16日からまた延期だろ?」とか思ってたら15日に自宅に届いてビビった。そのくらいどうでもよかったというか、どー考えても当初の発売予定日から延びすぎだろ…。舞台が冬だってのに真夏に出されても全然嬉しくない。元祖PC版共々、延期しまくるのがSNOWなのかもしんないけど、おかげさまでプレイ意欲もほぼ無くなってるんで少しだけレビュー。

ストーリーは一年中ずっと冬な村にやってきた主人公がイチャイチャパラダイスだよというお話。ストーリーが某ギャルゲーに似すぎてると散々言われてましたが、確かに物凄く似ている。キャラの奇怪な言動も似ている。だけど、ただの模倣に終わってないルートもあるし、良い話な上に終わり方もスッキリしているのが個人的には好み。本家よりキャラの絵柄とかこっちのが好みやし…。ゲーム性はそりゃ低いけどさ。

DC版と違ってキャラ追加の他、それに伴ってオープニングが若干変更されてたり、。グラフィックは横伸びしてないしさすがに上手く液晶に映えてると思う。システム面もオートモードや、音量設定、文字表示速度の変更などある程度のものは揃ってる感じ。バックログが少し使いづらいかもしれんけど、それなりに許容範囲かしら。

不満点はキャラの音声が主要シーンでのみ喋るパートボイス仕様であるということ。この移植・販売元が先に出していた『Kanon』もそうだったらしいが、音質を重視するために音声を削ったとかなんとか。音声を飛ばし飛ばし遊ぶ派なので音声が無いというのは別に構わないが、今まで音声があったシーンから急に音声が無くなるというのはさすがに少し冷める。個人的には音質が劣化してもいいのでフルボイスをやって欲しかったな…。それとUMDのロードが少し気になる…。

これだけ遅れてパートボイスってのも正直なところかなり残念。予定通り冬に出てりゃなぁ…。そこそこ話題もあったろーし、売り上げも減らずにすんだろーに…。もうSNOWに関してはマスターアップしてから発売告知しろや…というくらい延期に呪われてるんじゃないのかこのゲーム。プレイ意欲もあまりないので気がむいたら…進めっか…。

未体験の人にはパートボイスなのを除けば移植度は高いし、シナリオも泣きゲーとして完成度は高いので、やったことない人にはそれなりにオススメかなとは思います。本当に他の泣きゲーによく似てるけどね…。経験者の方は追加要素に魅力を感じるなら…といつもの文章で〆。

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