駄日記

ゲーヲタの駄日記。好きなネタについてダラダラ書いてるチラシの裏。

シスタープリンセスメーカー

2006年10月12日 | レビュー・感想
ウチの弟が何を血迷ったか『プリンセスメーカー4 ポータブル』を買ってきやがったので軽く感想を書いてみたいと思います。

妹を娘を育てあげるのが目的の「プリンセスメーカー」シリーズ。今作はその4作目。ゲームのシステム自体はスケジュールを組み、娘を成長させていくといった感じの内容です。PS2版は既に発売中ですが、PSPへの移植にあたりイベント、エンディングを追加しているとのこと。携帯機でもバリバリ喋ってくれますし、ロードも軽快です。PSPでコレ…というかギャルゲーをやるメリットってのはやはりあんまり感じませんが、ウチではテレビを占拠されないから邪魔にならなくて有難いっちゃ有難いのよね…。

とりあえず、このシリーズ初プレイなので適当に遊んでいるのですが、育成に関しては淡々と進んでいくのであんまり楽しくはありません…が、娘の性格がひん曲がってくると、「その腐った性根を叩きなおしてやらぁ!」と意気込んでしまうのも、なるほど、こういうのがこのゲームの魅力なのかもしんないな…と思わされたりもしてしまいました。エンディングの種類も非常に豊富でやり込み甲斐はあるかも…といった感じです。水増しと取れるかもしれませんが…。

不満点を書きますと、娘の立ち絵などのグラフィックが少なくて変化に乏しいため飽きがくるのが少々。「幼少期→少女期→一人前期」みたいな「8年間で3段階」しかグラフィックが変化せず、服とか、まばたきとか、表情の変化ぐらいしか立ち絵のパターン無いですし…。この手のゲームでコレはかなり痛いと思うのですが。会話のパターンも少ないし、更に娘も終始童顔のままで今ひとつ成長してる感じがしないのが残念。体重やバストの変化も立ち絵に反映されるべきだと思うのですが、どうでしょうか。

また、「おでかけ」システムでは、これを実行しないと見れないようなエンディングもいっぱいあるのに、イベントを起こす為の手がかりなんてものはなく、行く先が十数ヶ所もあるのにそれは不親切じゃねーのか…とも思いました…。

育成ゲームとしては、前半が金欠でちょっと苦しいくらいで、後半は適当になりがちなくらいあっさりしていてフツーな感じなので、娘を育てるというゲームのコンセプトが好きだとか、この絵が好きなら…とかそんな感じで購入するのがよかれと思いますよ。ストーリー性は思っていたよりも豊富でしたし、全体的には凄く良いとこもなければ、死ぬほど悪いところもなくて、可もなく不可もなくといった感じです。

…ただ、個人的には「シスタープリンセス」は電波な妹どもの洗脳攻撃でディスクを叩き割りたくなった記憶があるので…どーものっけから抵抗があるというか…。娘のグラフィックの描き分けがイマイチで、どーも幼女の顔グラ+髪の毛のばして体とっかえてみました…っていう風に感じるというか…。この人の絵がこのシリーズにあっているかは正直微妙な感じがします。童顔のまんまってのは…なんかなー…と。娘の成長過程はもっと豊富に描いてもいいのでわ?

つーか、ぶっちゃけ最初は雛子、後半は咲耶に見えるしさぁ…。お兄様ガクブルでござるよ。

…なんか、あまり、まともな感想にナッテマセンネ…。

最新の画像もっと見る