昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

The 13th Floor Elevators - Bull of The Woods (Limited Ed.)

2011-05-10 10:18:55 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
13th Floor Elevators - Bull of The Woods



68年作・最終スタジオ録音盤の
「Bull Of The Woods」にボーナスディスクが追加!
なんと幻の3rd音源ディスクが付いてくるという
夢のような拡大盤です!

この幻3rd音源というのは
数年前に出た10枚組ボックスセットのうちの1枚。

68年当時、これを録音している最中に
ロキーの状態が危うくなったりして
バンドとしても存続が難しくなってしまい、
ロキーがリハビリセンターに
強制的に収容されることにより録音も中断。
そのままこちらの音源はお蔵入りとなってしまったのでした。

その後、ギターのステイシー・サザーランドが
新たにスタジオ録音盤を制作、
それがこの「Bull of The Woods」なのでした。

この作品はサザーランドがほぼ一人で作ったそうで、
これまでの音源からの曲も数曲ありますが
彼だけの曲のほうが多いので
それまでの13thとは印象が違ったように感じます。

エレクトリックジャグのトミー・ホールも
この盤には不参加なので
印象がどうしても違ってきてしまいます。
(トミーはこの時期ロキーを収容先から連れ出して
雲隠れしていたそうです…爆)

1曲ほどEジャグが入った曲がありますが
ロキーのボーカルでEジャグも鳴りまくって
狂気の沙汰という感じの曲になってます。
これは今までのファンも満足の1曲なのではと思います。

サザーランドによる曲のほうはというと
どこかヘロヘロとした浮遊感が漂いまくってて
これはこれで私としては面白く聴けました。

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そして「幻の3rd音源」を。
13th Floor Elevators - A Love That's Sound



こちらは数年前のボックスセットのときのジャケです。
レトロ少女がカワイイですよね♪

そしてこちらの内容はというと
ファンとしては度肝を抜くほどの内容なのでした!

どうしちゃったの?と云うくらいの爽やかガレージ!(笑)
全く別のバンドになっちゃったような感じです!

Eジャグが鳴ってる曲も1曲くらいしかありません。
でもその曲が本当にビックリなんですよ!

妙に爽やかなガレージに
無理矢理にEジャグを乗せたという感じになってて
このミスマッチが狂気の沙汰という感じ!(笑)
最初聞いたときは嬉しくなってつい笑ってしまいました!

あのときロキーが収容されず、
バンドも空中分解しなかったら
もしかしたらこの幻3rd音源で聴けるような、
爽やかガレージ+狂気のEジャグという
超ミスマッチなサウンドを確立したかも?
そんなことを妄想しながら聴くのも楽しい1枚です(笑)

↓爽やかガレージにEジャグが狂気の沙汰(笑)

http://www.youtube.com/watch?v=cSWkZsAcycI