野外保育 とよた 森のたまご

愛知県豊田市2010年度森のようちえん開園
公式サイトhttps://www.morinotamago.com

6月28日(火)カレーをつくろう

2011年07月02日 | 保育
昨日のおつかいで仕入れた食材で今日は調理です。
やのちゃんと当番母ちゃんの感想などまぜまぜでお送りします。

たまご達が続々到着。

いつもなら朝の会をしてそれから当日の活動・・・となるのですが
AKいきなり網もって水場へ走る。
母ちゃんMえMえが
「AK!大人がいない時は行っちゃだめだよ。」と言ったけど・・・
AKそんな事は知ってるんだよと言った顔。
RYU君T太KRも走る。

私が水場へ付いてったんだけど
MえMえの制止も聞かずAKが飛んでったのは何故か私は気がついちゃった。
「年長はおつかいで食材調達してきたのに僕はまだ何もしてない。何かしなくっちゃ!」
というわけでザリガニ採り。



あんなに真剣に採ってる!笑
AKってね。ザリガニ触るの怖いんだよ。
捕まえると「RYう!取って!」って取ってもらってる。
なのに取るんだもん。
Y母ちゃんAKとっ捕まえて頬ずりしちゃおうかと思ったよ。笑

RYU君はいつも通りクールにザリガニ取り。
「あっちにいたよ。」
その言葉にT太が走ったり。。。

水場にRYO君来たけどすぐに「朝の会するよ!」と他の母ちゃんの声が聞こえた。
あんまり面白いから忘れてた。まだ朝の会してないじゃん。

朝の会の場所へ戻ったけどRYO君不服だよね。
ごめんね。

さて気を取り直して朝の会。
やのちゃんから昨日買ってきた食材を聞かれると、
年長組さんは声を大にして発言。
クーラーBoxに入っている商品を丁寧にみんなで確認しました。

そしてザリガニ組は再度水場へ。
いっぱいのぞきに来たけど最終的に水場に残ったのはAKとRIT。
母ちゃんは水場横で水を沸かしザリガニをそのまま茹で
皮と背ワタを取り、再度茹で・・・



まるっきりエビさんですね。臭いも見かけも!
やる前はちょっと嫌な感じだっただけど抵抗感はなくなりました。
ある程度収穫したら2人とも満足して調理の場所へ戻ったよ。

調理開始となるとみな「切りたい、やりたい、何する?」とやる気満々。
「エプロンして、手を洗って~」の声にたまご達「は~い」とすごく素直に返事。


HNちゃんは、「なす切りたい!どうやって切るの?」「どうがいいかな?考えてみて。」
と伝えると、輪切りで切ってました。
その後「やっぱりこの半分かな?」とどんどん進めていました。

その横でGちゃんが「なすはここ(ヘタ)にトゲがあるんだよ」と、
近くにいた年少さんへ伝えてました。それをへ~って顔して聞く年少さん。

Tちゃんは自分の包丁(左きき用)を朝からずっとキープ。

Mつ君は皆が目が痛いと言った玉ねぎと一生懸命切ってくれてました。




RYO君はピーマンを「どうきるの?」と聞き説明すると、手際よく切ってました。

AKとTたがジャガイモの皮むきを始めておもしろかったのか、
夢中になったTたが無言でせっせとむき、最終的にほとんど全部むいた。


そのジャガイモを切ろうとしたTちゃんがちょびっとケガして凹んでやめ、
切りかけのイモをKMちゃんが「切りたい~!!」とほぼ全て切りました。
みんな、それぞれ持ち場があったようです。

みんな包丁使いたくてムズムズしてましたね。
年長さんはもちろん年少さんも年中さんも・・・。

切る事からあふれてしまったちびHNちゃんは
やのちゃんと一緒にハウスへ収穫した玉ねぎを取りに行ってくれました。

やのちゃんはなかなか包丁使わしてもらえない子と玉ねぎの皮を剥いてましたが、
皮を剥く子、剥けた玉ねぎを水で洗って包丁組まで配達する子、
それぞれに自分の仕事をはりきっていました♪
「皮剥けました~、郵便屋さんお願いします♪」
「はいは~い、いそがしいなぁ。」

T太君は配達屋さん。
年少さんがむいた玉ねぎを洗って「はい、包丁屋さん」と、何往復としてくれました。
その後は皮むきに専念し、ジャガイモをひたすらピーラーでむいてました。

どんな仕事も嫌がる事無くすんなり受け入れてくれる。
今日の子供達はいつもとちがうみたい。。。

Mちゃん、KMちゃんはりんごのすりおろしをずーっとしたくて我慢。
待ちに待っていざすりはじめると、
AK、RIT、KRと次々と横入り。
結局、おろし金に子供の手が5~6本・・・すりすりすり・・・異様な光景でした。

そんな中、N君りんごを切りたくて必死で手に持ったまま包丁でザクッ・・・
びっくりして痛いと大泣きするN君は、
応急処置して落ち着くも、母ちゃん見て泣き、
心配してそばにきたNんとKMが
「どうした?手を切った?」といろいろ話しかけると
記憶が蘇ってまた泣き…
元気になってジャガイモを洗おうと手も洗ってシミてまたも大泣き。
そんなに痛い想いをしたのに包丁持ってバンバンまな板つつく・・・

痛かったね。けど、「カレー食べるんだ!」
その一言に母ちゃん達救われました。
本当に、ごめんなさい。

ちょっと病院へ。

さてカレーに戻ります。

お鍋1つに対して、入りきるか?ってくらいの野菜達を
カレーの歌の順番に入れていきました。



人参♪玉ねぎ♪ジャガイモ♪はまだ切れてない!
大根♪なーす♪ピーマン♪ズッキーニ♪(N君ちの畑で採れたのを今朝もってきた。)と、順に鍋へ入れていき
(その横ではNんちゃんが「お母さんそう歌ってなかった!」と必死に訴えてました
いつも歌ってる手遊び歌と違うってことだろうな。)
これ以上入りませーんっという所まで野菜入れて
お水はほんのちょこっとで野菜エキスと
みんなの愛情がたっぷり入っていい感じにグツグツ煮ましょ~♪

火も通り、いよいよカレールウの登場。
母ちゃんたちはこの野菜達量
(人参2袋、ジャガイモ2袋、大根1本、なす3本、ピーマン5個、ズッキーニ1本、りんご5個、玉ねぎいっぱい、豚肉)に
このルウ1箱で足りるかと朝からドキドキ。

HNちゃんMつが「入れる!」と箱をあけポキポキ分割し・・・
すると、周りには「私も入れたい!僕入れたい!」と
ルウを入れたい子達がワラワラと。さあ、どうする?



ひとかけら自分で入れ後は皆に配って「入れて」と渡してました。
ホント素敵な光景でした。

お塩♪カレールウ♪と歌うと、
ルーを入れれなかった子供達が今度は「塩、塩、塩」と・・・。
NU母ちゃんに少しだけ手に入れてもらい、鍋にポイポイと。
味見て♪「美味しい~」胡椒は入れないで、ハイ、出来上がり~♪
いい味付けになったでしょうか(笑)



その横では、捕獲し茹でたザリガニ達が、
「俺たちはいれないのか!?」と言わんばかりに隣の鍋に入ってました。

B母ちゃんは、「絶対にこの鍋には入れない!」と必死の形相で
HNちゃんとアイコンタクト。
二人の気持ちは通じ、トッピングとして最後まで隣の鍋で待っててもらう事になりました。

みんなごはんの入ったお弁当箱を持って待ち構えていると、
この時は年少中は誰も「僕が!私が!」と言う事もなく、
年長さん3人がみんなによそってくれました。
お玉は2つしかないのに、自分達の分は後回しで
もめることもなくとっても自然な流れで…


それを見ていた母ちゃん達、
なんだか熱いものが込み上げてきました。

やのちゃんや母ちゃん達の分までよそってくれ、最後に自分の分を入れてました。

年少年中組もその姿をみてたのか、3人が終わるまでお預け状態。
(いつもはフライングで食べてしまう子もいるのの今日は本当にちょっと違う)
全員そろって「いただきます」しました。
たくさんおかわりして、お腹も心も満タンになったカレー曜日でした。

おかわりの時も年長さんが率先して配ってくれます。
母ちゃん2回目のおかわりは言い出しにくくてモジモジしてたらMつが気づいてかけてくれました!!

HNちゃんはKまの食べかけの器を取って
「Kまくんの、少ないから」とルーを入れ、
おかわり組の子達のも率先して入れてあげてました。
ほんとは自分がいっぱいおかわりしたくて近くで食べてたんだけどね(笑)

ザリガニの味は…HNと当番母N→味がしないね。
Kま→めちゃくちゃうまい!!とおかわりし放題。
やのちゃん→エビ?
他の子の感想はどうやったんかな?

そしてN君帰ってきた。
病院でのたうち回ってたけどすごい勢いでカレーを食べ
母ちゃんのカレーも取って食べて・・・
その後水場へ走りでツルっと滑って包帯ドロドロ。苦笑

すっごく暑い日だったけど、
年長さん3人がとっても大きく誇らしく見えた1日でした。

カレーおいしかったぁ~☆

その後はいつものように、
ザリガニ、カエル、おたまじゃくしを捕まえ過ごしました。
チャンチャン。

やのちゃん and 当番母ちゃん(べっちゃん のうちゃん ふーみん みえみえ よこちん)


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