水俣病の現在

2006年はチッソ付属病院から水俣保健所に「奇病」発見の公式通知から50年。水俣病公式確認から50年です。

21世紀末、大河川の流量異常

2005年05月13日 | 水資源
21世紀末には地球温暖化が進んで地球の平均気温は+2.7℃上昇する。
亜熱帯高気圧の勢力が増大するため、流量はユーフラテス川は41%減少、ドナウ川23%は減少する。ガンジス川は15%増加するが、特に夏の雨季にさらに流量が増加し、大洪水が増加する恐れがある。メコン川は7%増加する。
北極は氷河がとけたり、雪から雨への変化があったりし、降水量が増える。アラスカのユーコン川の流量は23%増加する。
以上が朝日新聞2005年5月13日の記事の概要である。ただし朝日新聞の予測ではなく、科学技術振興機構・気象研究所・東大などの合同研究の成果である。

多分、この予測は当たるであろう。発展途上国では、水の安定確保が大問題になる。循環資源といわれる水資源が世界各地で季節的に不足すると、世界的な水安定供給体制の確保が必要になる。しかし、水を戦略物資として、軍事的・経済的に悪用する国が出現するかもしれない。