水俣病の現在

2006年はチッソ付属病院から水俣保健所に「奇病」発見の公式通知から50年。水俣病公式確認から50年です。

中国は水不足

2005年05月29日 | 水資源
中国建設部の仇副部長は今日の記者会見で、中国の水不足の現状を説明した。国連の関連組織の基準によれば、現在、中国の水不足の状況は「軽度」に分類されるが、2030年にはもっとも深刻化し、「中度」に分類されると予測されている。
2004年、中国の1人あたりの水資源保有量は2220トンである。世界的には低水準である。これが2030年には人口増加などにともない、1760トンまで減少するとみられる。
仇副部長は、中国の水資源の分布が不均衡であることを指摘した。全国的にみれば、人口の3分の1を占める華北地域の水保有率は、わずか6%にとどまる。水の豊富なチベット自治区などの西南地域と大きな隔たりがあることを挙げた。
また、南部地域の水質汚染も進んでいる。北京などでは地下水の過度な汲み上げによる地盤沈下も問題になっている。