廃校を巡る

風雪に耐えた美しい木造校舎。小さな空き地にポツンと二宮尊徳。
錆びたブランコに、朽ちかけた百葉箱。廃校ノスタルジア…。

群馬県 沼田市 川田小学校 岩本分校

2018年07月30日 12時15分05秒 | 群馬の廃校
沼田市川田小学校の3つの分校の最後は岩本分校。
利根川の流れのすぐ横にありました。

先に訪れた上川田分校や屋形原分校よりも規模は小さいものの
立派な石の門柱には「川田尋常高等小学校」「第三分教場」の文字が刻まれています。
岩本分校というより第三分教場として創立されたようです。

今でも集会場として利用されているようです。校舎はサイディングで覆われていますが当時は木造の下見張りだったようです。
分校時代からはかなり手を入れられているようですが雰囲気は残っています。
校舎の後ろには付帯施設の物置小屋らしきものがあり、
そちらは当時のままのようです。
近所の方の物置として使われているのかタイヤ置き場になっていましたが、
当時使われたオルガンが残されていました。

遊具類は残っていますが閉校記念碑や二宮像はありませんでした。




立派な石の門柱が残る
川田小学校のHPの沿革には
明治41年3月 学制改正、尋常科6年制(義務)高等科2年制となる。上川田、屋形原をそれぞれ分教場とする。と記されています。
閉校は昭和52年3月 屋形原分校とともに本校に統合され閉校しています。
















遊具類は充実












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