旧烏山町 旧境小学校

那須烏山市の旧境小学校を訪れるのはもう5度目ぐらいになりますが、
今だ震災の影響が色濃く残っています。
震災後、校庭はがれき置場として使われていました。
一時期がれきも撤去され元の姿に戻るかと思われましたが、
今回訪れると、再びコンクリートのがれきが校庭を埋め尽くしていました。

総二階の木造校舎はフィルムコミッションにも登録され、
美しさも保たれていたので、
がれきのなかに佇む姿は痛々しい感じがします。

前身の下境小学校は明治6年成美学校として創立。
昭和33年に上境小学校と統合し境小学校となります。
現在の木造校舎も当時のものですので54年経っていることになります。

境小はその後2008年に
那須烏山市東小学校と統合し場所を移し新たに境小学校となっています。
ですから、正式には境小旧校舎と呼んだ方がいいのかもしれませんが、
閉校記念誌もWEBにアップされているので、
旧境小学校として一度閉校しているようです。