廃校を巡る

風雪に耐えた美しい木造校舎。小さな空き地にポツンと二宮尊徳。
錆びたブランコに、朽ちかけた百葉箱。廃校ノスタルジア…。

那須町 富岡小学校

2014年06月03日 19時12分43秒 | 栃木の廃校
観光地那須ですが凄い勢いで小学校の統廃合がすすんでいます。
今年になってからも
那須町立田中小学校(2014年那須町立黒田原小学校へ統合)
那須町立田代小学校(2014年室野井小と統合し那須町立田代友愛小学校へ)
那須町立室野井小学校(2014年田代小と統合し田代友愛小へ)
那須町立池田小学校(2014年大沢小と統合し那須町立那須高原小学校へ)
那須町立大沢小学校(2014年池田小と統合し那須高原小へ)
5校が統廃合されました。

初夏の那須高原、カフェ巡りやパン屋さん巡りとは
まったくベクトルの違う那須の廃校巡りスタートです。

まずは、1969年に廃校になっている富岡小学校に。
那須高原とはまったく逆方向東北本線黒田原駅と国道294号の間あたりです。

棕櫚の木の陰に佇む二宮像は何となく南方系。
バリ島辺りの石像のようではありませんか。
何しろこの日は6月なのに34度近い猛暑。
抜ける様な青空がまたバリっぽいじゃないですか。

堂々とした石の門柱には
大正10年11月7日建築と刻されています。
校舎の建築の日と考えていいでしょう。

もちろん当時の建物は残っていませんが、
意外に遺構が残っています。
パリのエッフェル塔チックな国旗掲揚塔がお洒落。

他に朝礼台にローラーがありましたが、
ちょっと当時のものにしては新しすぎる気がします。

















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