廃校を巡る

風雪に耐えた美しい木造校舎。小さな空き地にポツンと二宮尊徳。
錆びたブランコに、朽ちかけた百葉箱。廃校ノスタルジア…。

群馬県 中之条町 第五小学校栃窪分校

2014年11月04日 17時13分57秒 | 群馬の廃校
文化の日の3連休を使って群馬県中之条町の廃校を巡ってきました。

中之条町と言えば木造校舎が多く残る廃校に優しい町ですが、
最近では小渕優子議員のお膝元で、元秘書だった町長が辞任したなど、
何やらきな臭い話で一躍有名になってしまいました。

廃校を巡っていると、国会議員を三代続けた小渕一族の栄華の残滓を見ることができました。
地元に濃密に漂う小渕一族の影響力。
日本の政治はまさに土着の地方にあるんですね。
まぁ、追々紹介するとして
最初に訪れたのは、中之条町でももっとも山も中にある、第五小学校 栃窪分校。

細い山道をクネクネと登った小さな集落の先にありましたよ。
紅葉のピークには10日ほど早かったようですが、
色づいた木々と木造の校舎のコントラストがきれいです。

校舎前には建立されたばかりの記念碑。
閉校から40年近く経ってからの建立に、
いかに地元のよりどころであり、中心であったかがうかがい知れますね。
現在も公民館として利用されているようです。
花壇にはサルビアにマリーゴールドが咲いていました。





















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