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少し偏った読書日記

エッセイや軽い読み物、ミステリやSFなどエンタメ系、海外もの、科学系教養書、時代小説など、少し趣味の偏った読書日記です。

大栗先生の超弦理論入門

2025-08-29 20:24:37 | 読書ブログ
大栗先生の超弦理論(大栗博司/BLUE BACKS)

大栗博司氏が書いた超弦理論の入門書。ブルーバックスで出版されていたことに最近気がついて、急いで手に入れた。2013年の発行。12年前だけど、内容は古くなってはいなかった。

場の量子論には手に負えない無限大が現れる。それは素粒子を点と考えているから。標準理論は、「くりこみ」によって無限大を先送りすることで完成したが、重力を取り扱おうとすると行きどまりになる。それを解決するアイデアとして弦理論が現れた。(発案は日本人)

弦理論では、光子のように力を伝える素粒子=ボゾンを、点ではなく振動する弦だと考える。クウォークや電子のように物質のもとになる粒子=フェルミオンも弦だとするのが超弦理論。

本書では、超弦理論の発展過程を、できるだけ少ない予備知識で最先端まで案内している。まず、超弦理論ではなぜ空間が9次元なのかを説明する。(類書でも例を見ない分かりやすさ)

その後、第一次超弦理論革命、筆者が大きく貢献したトポロジカルな弦理論の登場、第二次超弦理論革命を経て、Dブレーンの世界に至る。
著者によれば、超弦理論は重力現象についてのデータと素粒子現象についてのデータのどちらにも適合する唯一の仮説である。それは、ニュートン力学、アインシュタインの相対性理論に続いて、私たちの空間の理解を抜本的に変革する。(本書の第9章のタイトルは「空間は幻想である」)

追記
gooブログ終了間近ではありますが、当ブログの記事数が300に達しました。どなたかがひとつの区切りと書いており、ひとつの目標にしていたので、その記念に、はてなブログの引用ではなく、直接投稿しました。


ちぎれた鎖と光の切れ端

2025-08-22 19:43:35 | 読書ブログ
ちぎれた鎖と光の切れ端(荒木あかね/講談社)

はてなブログを更新しました。


gooブログもあと1月あまり。この形での投稿は最後まで続けようと思います。

口出し屋お貫

2025-08-15 16:35:06 | 読書ブログ
口出し屋お貫(中島要/祥伝社)

はてなブログを更新しました。

 
ブログ解説から6年余り、記事数はもう少しで300。決して読者の多いブログではありませんが、『少し偏った読書日記』で検索すると、一番最初に表示されるようになっていました。

で、はてなブログのほうも表示されるようになると嬉しいなと思っていますが、まだ最初の検索画面には出てこないようです。

京都 ものがたりの道

2025-08-08 17:39:12 | 読書ブログ
京都 ものがたりの道(彬子女王/毎日新聞出版)

はてなブログを更新しました。


最近、ミステリの記事が増えているのは、ミステリをたくさん読んでいるから。ブログに書いたとおり、未読の作家を意識的に読んでいる。

しかし、大家として有名な作家を物足りなく感じたり、ミステリとして良作だと思っても紹介する気にならなかったり、〇〇賞受賞作なのにピンとこない作品もある。改めて、自分の趣味の偏りに驚いている。


此の世の果ての殺人

2025-08-01 18:35:19 | 読書ブログ
此の世の果ての殺人(荒木あかね/講談社)

はてなブログを更新しました。


今回は、致命的な小惑星の衝突が予測され、2か月後に終末を迎える世界でのミステリ。探偵役は一般人だが、気楽なコージーミステリではありえないのは、ご想像のとおり。

最近、移転する人が増えたためか、アピールチャンスの回数が少し増えたような。
私の記事は読書傾向から「殺人」を含むタイトルが多い。記事では特に問題ないが、アピールチャンスでは、タイトルの「殺人」は大丈夫で、「殺す」は禁止ワードになるようだ。