「赤と青とエスキース」青山美智子
これが2021年の最後の読了だった。
娘に聞く、
「ねぇ、エスキースって知ってる?」
「油絵で使うナイフって知ってる?」
まぁ、わざと聞いみる。
何故なら彼女は芸大の油画専攻。
知らんわけない。
「え?マジで聞いてる?」と言われる。
はい、失礼しました。
で、感想。
青山さんの作品でいまのところ一番好きだ。
人の生きる道に生きてきた道に
一枚の絵があることは
とても豊かだ。
一枚の絵がたどる道は長く長く
人の一生よりも長い。
素敵な話だ。
常々、額縁には不思議なオーラを感じており
その点もなんか満たされる気がした。