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moon

「月夜の羊 紅雲町珈琲屋こよみ」吉永南央  2021-175

「月夜の羊 紅雲町珈琲屋こよみ」吉永南央

未だ2021年読了分がアップされておらずしばらく続きます。

お草さんのシリーズももう9冊目なのねぇ。

お草さんが元気で嬉しい。
初めて読んだとき、お草さんみたいなおばあちゃんになりたいと思ったけれど、
年齢を重ねてもこんなにひらめき続けられるってなぁ。。。無理だと
思わずにはいられない。

まぁ、せいぜいご機嫌なおばあちゃんになりたいと思っている。

さて今回は
朝の日課の散歩中にお草さんが拾った「たすけて」というメモは誰の声なのか。 

行方不明の女子中学生。
過剰で異様な校則を強いる紅雲中学校の校長。
なんだか不穏な始まりであった。

けれどこのシリーズはそういえばいつもそうだ。
 元気なおばあちゃんの大活躍!で終わらない、
そこがいいところ。

今回も社会の様々な問題に触れる内容だったと思う。

小蔵屋で働く久美の印象が ちょっと変わってきたなぁ。
あんまり好きじゃないっす。

でも、珈琲を丁寧に淹れよう、
豆をひいて淹れようと思ってしまうのはいつもと同じ。

 


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