「月夜の羊 紅雲町珈琲屋こよみ」吉永南央
未だ2021年読了分がアップされておらずしばらく続きます。
お草さんのシリーズももう9冊目なのねぇ。
お草さんが元気で嬉しい。
初めて読んだとき、お草さんみたいなおばあちゃんになりたいと思ったけれど、
年齢を重ねてもこんなにひらめき続けられるってなぁ。。。無理だと
思わずにはいられない。
まぁ、せいぜいご機嫌なおばあちゃんになりたいと思っている。
さて今回は
朝の日課の散歩中にお草さんが拾った「たすけて」というメモは誰の声なのか。
行方不明の女子中学生。
過剰で異様な校則を強いる紅雲中学校の校長。
なんだか不穏な始まりであった。
けれどこのシリーズはそういえばいつもそうだ。
元気なおばあちゃんの大活躍!で終わらない、
そこがいいところ。
今回も社会の様々な問題に触れる内容だったと思う。
小蔵屋で働く久美の印象が ちょっと変わってきたなぁ。
あんまり好きじゃないっす。
でも、珈琲を丁寧に淹れよう、
豆をひいて淹れようと思ってしまうのはいつもと同じ。