「塞王の楯」今村翔吾
2022年1冊目の読了。
読了は少し前ですが、面白かったです。
戦国でありながら武士でも農民でもなく
石垣作りの職人穴太衆の匡介にスポット!
職人好きにはたまりません。
依頼を受けたからには全力を尽くす、
なんて凄い意志なんだろう。
これぞ職人!
対する鉄砲職人。
これもまた職人好きにはたまりません。
どちらも望むのは平穏な世の中。
ただ、その信念を貫く方法が相反する。
どちらが正しいというよりも
どちらの考えもあることは事実。
いつの世も、守ることで守られなかったものがあるのだ。
直木賞おめでとうございます。