肉じゃあ駄目な私

2009-06-25 | 介護日記

こちらに来てからろくなモノを食っていない

最初は母に滋養のあるものを、とセッセと作っていたが食べさせるのに必死
ふと気が付けば自分は昼も夜も食べるのを忘れてた
今月は殆んどをで過ごしているから、惣菜のパックを買って済ましている。
父の様子を見に行ったとき軽く食事をとることは可能だが、残念な事に父とは一緒に食べても楽しくない。
体重はこの2ヶ月で3、4キロ減ったけど、それは痩せたのではなく、ただやつれただけで見た目は殆んど変わらない
ザンネン!

余りに気力が落ち込んだので、たまには肉でも喰ってみようかと夜中にガストで唐揚げがのったサラダうどんを食べ、翌日はデニーズで一食1000キロカロリー超えのカツ丼を食べてみた。2日で体重は1キロ
体調は最悪
やはりガストではミニうどんやホーレンソウに豆腐、デニーズではコブサラダや季節の野菜が一番
私って草食系女子です、よろしく
って誰に言ってるんだ


夢じゃなかった・・・

2009-06-25 | 介護日記

大谷の海岸に座っている。満ち潮だ。
波しぶきが顔にかかってきた。

昨夜はやはり眠れなかった。
母の人生の最期の場所を私が決めてしまっていることの重さ。

S病院で手続きの説明を受け書類を受け取る。
この選択を母が喜んでくれることを信じたい。


雨のち晴れ時々曇り

2009-06-25 | 介護日記

朝起きたらどしゃ降りの雨。
傘がない。
棚にゴミ袋があるのを見つけた。
駐車場までこれ被って走るしかない。
ドアを開けてふと玄関脇を見たら伯母の物だったらしい傘が立て掛けてあった。もう6、7年は使ってなかったろうに上品な紫色が少しも褪せていない。
ありがたく貸して貰う。
アタシってラッキー!

母の拗ねた物言いに傷ついて、ついひどい言葉で言い返してしまった。
昨日からポータブルトイレを使う練習を始めた。
ベッドの上で体位を直す時に励ますつもりの私の物言いが誤解を招いたのだろう。
「私がソラ使ってるって思ってるんでしょ!」
「えっ?何の話し?」
「ソラ使って病人ヅラしてやれることもやらないと思ってるんだ!」

一昨日から気力が萎えてきていた私の心の糸がまた一本切れた。
涙がポロポロ止まらない。母に思いっきり言い返し、オシッコで重くなったバスタオルやパジャマを持って病室を飛び出す。

家で洗濯機を回してから、台所にいる父にはドア越しに「買い物に行ってくる」と声をかけ車に戻る。
運転席に座るとまだ涙がポロポロ出てくる。
母に優しく出来ない自分が情けない。こんな状態で退院した母を父の居るこの家で看てやれるのか!?
無理だ、ムリだ、もう出来ないよォ!誰か助けてくれェ!

その時携帯が鳴った。
「S病院のAです。
お母様ですが来週受け入れ出来ることになりました」耳を疑った!
「本当ですか?
もう一度御願いします。
来週っておっしゃいました?本当に?」
ありがとうございます、と言いながら号泣してしまった。
いかん!今思い出しても涙が出てくる。

嬉しい、とは違う。
ホッとした、これはホント。
でもそれだけじゃない。
何だろう、この複雑な思い。
病気の親を介護するのに何が一番大切か、毎日毎日悩んだ。
正解はない、多分それが結論。
母が安心して「生きて」いける場所を探す。
S病院がどうぞその場所でありますように。
明日(今日だ)10時に説明を受けに行く。

寝なくちゃ…眠れるかな…