味覚と父と携帯と私

2009-06-23 | 介護日記

隣室の叔父は頭を打って味覚の神経が壊れた。もう治らないとドクターが言った。例えるなら風邪をひいて鼻がつまったまま食べてる感じらしい。

今朝も父は壊れていた…
服薬管理どころか食事の管理も出来なくなってきた。毎朝、父の部屋の鍵を開けるとき中で倒れてやしないかと一瞬緊張する。

私の心も壊れかけているので、そんな父の傍で過ごしてやることも出来ずこうして一人伯母の住んでいた離れに帰って風の音を聞いている。

昼頃からたびたび携帯の画面が真っ黒になってしまう。そう言えば今日の通話中のノイズもいつもと違った。
データが消えない内に、とDoCoMoSHOPに走る。
マイクロSDにデータを移して貰い、私の可愛いは修理に出して今、代替えのタイプの古い携帯で書いてる。
あああ、みんな壊れちゃって…