それがもし私だったら

2009-06-15 | 介護日記

むくみもとれた。
息苦しさも感じない。
午前と午後と夜間を人工呼吸器で過ごせば、あとはカニュラーという酸素の管を鼻に入れていれば、ご飯も食べられるし、ポータブルトイレにだって座れるようになるはずだ。
何故自分の家に帰っちゃいけない?
リハビリしたいと言ったら医者は「骨折が心配です。」と言う。
娘は「リハビリしてくれる病院に移ってから家に戻れるか考えよう」と言うが信用できるのか?
もう先が短いんだ、家で死にたいと思って何が悪い!「今動けないおばあちゃんが家に帰ったら誰が身の回りの世話出来るの?おじいちゃんは無理だし、私もずっといるのは無理だよ。」分かってる、そんなこと。病気になった年寄りは家族と別れて独り病院のベッドで死ね、と言うのか!


ごめんね、おばあちゃん。私は姥捨山に向かっているのだろうか。