pinaを観てきた!

2012-02-28 | 日記
観てきた。
いや、殴られてきた。
ぶっ飛ばされてきた。

春夏冬春夏秋冬春夏秋冬春夏秋冬春夏秋…
あの振り覚えたから
一緒に踊りながら劇場を出て来たかった。

躰は感情より感情的で、
言葉より饒舌で…
じゃあ私のような鈍感な躰を持っている者はどうしたらいいのだろうと激しく絶望してああダンサーじゃなかったんだとホッとしたりいや6つの頃にはダンサーになりたかったと思っていたんだっけと頭の中がまあ目まぐるしいこと。
中にあきらかに素人だと分かる年寄りたちが出てくるのだがあれはワークショップなのだろうか。あたしも出たかった。短い手足でも大きいお尻でも広いおでこでも平気だよ見てくれェと思えるね。

久しぶりに心が震える。
カラダも浮かれる。
今ほとんど酔っ払いみたいだからこの映画がどれくらい素晴らしくて、ピナ・バウシュがどんなに凄いかは評論家たちがあちこちで書いてるからそっちを読んで下さい。

久しぶりの静岡

2012-02-23 | 日記
納骨後初めての墓参りに来た。
久しぶりの静岡は生憎の雨

誰か来てくれたみたい。カスミ草とスイトピーの花束が雨に打たれていた。
明日、雨が止んだらお花を持ってゆっくり来ることにして、
お世話になった介護サービスの事務所に寄ってみた。
軒下に紺やベージュの雨合羽が何枚か広げて掛けてある。
雨の日も風の日もバイクで移動するヘルパーさんたちのだ。

父の所に来てくれていたSさんやMさんの懐かしい笑顔を見たら何だか泣けてきた。

母や父がいなくなった寂しさは勿論だけど、
私にとって「七人の侍」みたいだったヘルパーさんたちや、
優しく頼もしいケアマネさんと会えなくなったことがすごく寂しい。

父が日記に「心の家族」と書いていたけど、私にとっても「心の家族」だったのだと改めて思う。

「七人の侍」のひとりYさんがそこを辞めたと聞いた。
より収入の得られる夜勤のある施設に行ったらしい。
土曜日の担当で、2日分の支度をしてくれる頼りがいのあるヘルパーさんだった。
Yさんに来て貰えなくなって心細い思いをした人たちが多勢居ただろうな。
訪問ヘルパーさんは雨の日も風の日も家々を駆け巡っているけど、移動時間=稼働時間ではないから、
拘束時間から考えるととても条件が悪いと思う。

政府は消費税導入するとき福祉に充てるからと言ったよな
介護保険導入するときもおいしいことばかりいってたよね
それが10年も経たない内に、介護保険サービスをどんどん低下させてるってどういうことよ

あっ
何だか話しがそれた。

とにかくヘルパーさんが辞めないですむような、賃金体系にしてくれってことです。