それは秘密でした

2009-07-31 | 日記
母方の叔母ちゃんや従姉が昔の私の話を聞かせてくれる。
父方の伯母に以前聞かせてもらった話とピタッと一致するところもあって
面白い。

2歳半から4歳ころまでの私は…

金魚鉢に手を突っ込み中の金魚を握りつぶし、
アンパンは中の餡だけを食べ、外のパンは捨て、
おかずのホーレンソウを「これは草だ!」と怒り、
ピンク色のデンブしか食べず、
「秘密をバラすんじゃないよ」と固く言い聞かされ緊張していた4歳の従姉に
「あたしのオカアチャンは違う人なんだよ」と言い放ったらしい。

3歳の私は事実を知ってたんだ

かねがね私には幼い頃の記憶や思い出が無いとは思っていた。

浴衣を着て窓からいつも私を見ていた女の人は誰?
小さい頃お棺の中にお花を入れたことあるよね?
そのお棺の横で紙飛行機飛ばして遊んだような気がする。

子供の頃そんな質問をしたこともあった。
「夢でもみたんじゃない?」
「さあ、誰のことかしら」

記憶は反芻しなければ思い出にはならない。


事実を告げずに育てていこうと母が決意したように、
幼い私も同じように小さな決意をしたのかもしれない。




だって知らなかったんだもん

2009-07-31 | 猫の額・・・日陰の庭
3ヶ月世話をしなかった我家のニャンヘッドガーデン。

ナメちゃんたちや、バナナ虫くん、バッタのみなさんが大活躍してくれたおかげで
紫色のビンカが3、4輪申し訳なさそうに咲いてるのみ。

ギボウシの花芽も見当たらない
ナメちゃん達みんな食っちめえやがったな

さ、お掃除お掃除
デッキの陰に突っ込んでおいた木の柵をゴミに出そう
・・・と引っ張り出して
ヒョエエエ

何じゃこりゃ
ヒモ状でアタマ(?)がTの字の生物が数匹
溶けたコールタールみたいに木にへばりついている

ヒ~ヒ~蛭

あまりの気持ち悪さに木っ端ごとゴミ袋に入れて捨ててしまった・・・



あああああゴメンナサイ
今調べてわかったの
あなた達ってナメクジを食べてくれる益虫だったのね

クロイロコウガイビル様
あなたの名前は二度と忘れません。
愚かな私をお許しください






久々にお仕事

2009-07-29 | 日記
都内を横切って仕事に出かける。
う~ん、久しぶりの大都会!
今日はお風呂やさんでのイベントで小規模、アットホーム、常連さんもいて楽しいお仕事。

銭湯の裏には川が流れている。上は首都高。東京タワーはすぐそこ。真っ昼間はあまり魅力がないな。

今はビルだらけ、車だらけで耳をすましても波の音なんか聞こえないけど、地図で見れば海はすぐそこなんだよなあ。
海をいかす街作りがなぜできなかったんだろうか…

海と空と猫と・・・癒された日

2009-07-27 | 介護日記

アロマテラピーなんかやってるくせに
『癒し』という言葉が好きではない。
この言葉がやたら巷に出回り始めたのはここ10年くらいではないかしら。

そんな簡単に癒してもらいたがるんじゃあないよ!
『癒し』より『肥やし』だろうが!
・・・なんて毒づいてた。

そんな私が初めて癒されたと感じた日。
それは一昨日のこと。
母のお骨を実家に置いて3年半ぶりにお気に入りの店へ。

海沿いのR150を焼津方向に
大崩海岸の崖の中腹にしがみつく様に建つカフェ。
そこに行けば海と空とルオーという名の猫に会える。


海を眺め、雲を追い、コーヒーと美味しいケーキをいただき
大人になったルオーを撫でていたら心もアタマもほわぁ~としてきた。
初めて癒してもらった、と感じた。









タマ無し桂、負け猫になる

2009-07-27 | 猫達や犬やメダカや
ギャアアアアアアアという猫の悲鳴。
慌てて庭に面した窓を開けたら、
慌てて逃げてくチャックンの後姿と
ギボウシの植え込みにウチの桂さんが腹を見せて転がっている

ウッソオ
野良猫生活してた頃の桂さんは無敵で
チャックンなんか寄せ付けもしなかったのに

オットが抱き上げてきた桂さんは腕の内側、首筋、横腹、お腹、
鼻のアタマに引っかき傷がいっぱい

すっかり家猫になってしまったのか、
タマ無しにしてしまったせいなのか・・・

もう外に出すのはやめたほうがいいかもな。


お薬塗ってもらってホッと一息の桂さん