先日発注した交換用のバトルウィングは連休を挟んで10日程で到着していて、物置になっている
部屋に放り込んである。この奥に工具箱やキャンプ道具が仕舞ってあり、タイヤと自転車が邪魔なのだが
まあそれは置いておいて。
折角なので秋の夜長、備忘録にタイヤの溝に関するメモを残しておく。
トレールウィングはホイールに装着状態、バトルウィングはタイヤ単体なのでそこで多少の誤差が有るかもしれない。
いずれもノギスで計測、計測場所はタイヤセンタ-、四輪は1.6mm、バイクは2.0mmと車より
タイヤ接地面積が狭い分(四輪ははがき、二輪は名刺の面積、スリップサインは0.6mm)摩耗限界が
早いと記憶している。
スリップサインの表示箇所の数については業界の取決めがあるようだが、スリップサインの位置については
規定が無く、メーカーの裁量でどこにスリップサインを付けるか決められる。
当然メーカーにすればスリップサインが早めにでればそのタイヤは寿命が短いと判断される、かと言って危険な
状態になる前にはスリップサインが出る様にしなくてはならず、その辺はメーカーとして悩ましい所であるらしい。
従い、スリップサインを信じるなとは言わないが、その辺を理解した上で一つのインディケーションとしてチェックする
べきだろう。
尚、もし数値を含めて疑義があれば無視して欲しい。
フロント | リア | |||
新品 | 11600km | 新品 | 11600km | |
トレールウィング | 4.0 | 2.4 | 6.0 | 2.2 |
バトルウィング | 5.0 | N/A | 7.4 | N/A |
トレールウィングのフロント(TW101)は(4.0-2.4)÷11600kmx1000=0.138mm/1000km
同、リア(TW152)は(6.0-2.2)÷11600kmx1000=0.414mm/1000km
従い、限界2mmとすると、残りの寿命はTW101は(2.4-2.0)÷0.138x1000≒2900km、
TW152は≒500kmということになる。
勿論、走行条件にもよるし、タイヤが一定で摩耗するとは限らないからあくまでも一つの目安に過ぎないのだが、
いずれにせよリアは殆ど摩耗限界に達していることになる。
また、バトルウィング(BW501/502)は溝が深い分、仮に上記のトレールウィングの数値をあてはめれば、
フロントは21700km、リアは13000km程の寿命が期待できるという事になる。