キャンプツーリング：2018/8 東北一周D3

【20180820】

小川原湖畔キャンプ場～R45チェック：種差キャンプ場0178-38-2024～ナビ：黒崎オートキャンプ場0194-35-2115～観光：陸中海岸シーサイドライン/北山崎展望台～ランチ：トマト＆オニオン 宮古店0193-71-2075～磯よし海鮮0193-84-3066～ナビ：三陸花ホテルはまぎく　0193-44-2111～チェック：ライダーハウスあかぶ0193-43-1888～ナビK35：釜石市立栗林小学校0193-28-2517～ナビK35：栗橋郵便局0193-57-2025～遠野～ソフトクリーム：マルカンビル大食堂0198-29-5588～買物：マックスバリュ花巻店0198-23-0011～大沢温泉 湯治屋0198-25-2315/381km 

今日の予定は途中キャンプ場のチェック等をしながらR45を釜石まで南下予定、釜石から遠野、花巻に向かい、大沢温泉の自炊宿に泊まる、この宿は何度も利用している。 

0530起床、気温は20℃、ダウンジャケットを羽織っての朝食は鶏のお粥、身体の中から暖まる。

テントは朝露で湿っているが今日は宿泊なのでむりやりテント袋に収納した。このテントは幕体だけだと1.2kgと軽くコンパクトで扱いは楽、それだけでも買った価値があると思った。

R338に出て八戸方面に向かうとライダーハウス338の看板、トヨタ店の隣みたい、通過しただけで建物は良く見えなかったけど評判は悪く無いみたい。

先ずは「種差キャンプ場」をチェック。乗り入れ禁止、キャンプ場入口のPから遠い等の情報があるが、サイトの景色は非常に魅了的だが風が強い事もあり、どの辺に設営するのか的が絞れない感じ。でもやはり一度は張ってみたいと思った、来月来るか？！ 

　　　

次は久慈の北侍浜をチェック、奥まで入れなかったので中の様子は不明。岩場海水プールは何処だったんだろう？

　　　

譜代村の「黒崎オートキャンプ場」もチェック、基本的にサイトが土、砂で日当たりが悪いところは好みではないからここはパス。 

　　

そして30年以上前にR100RSで来た「北山崎展望台」に寄ってみたが特に感動は無かった。場所自体は震災前と同じなのだろうか？ 

　

憧れの野宿

田老を通ると思い出すのは、中学の頃にオートバイを毎月購入してそれこそ何度も何度も読み返していたがその中に一般読者のツーレポの投稿コーナーがあった。

たしかCD125だったと思うが、仙台を出発して田老で夜になり海岸で野宿、米を炊いて魚肉ソーセージを食べて寝たという記事があり、中々臨場感のある洒脱な文章で、何度も読み返してはそういうツーリングに憧れたものだった。友達はモーターサイクリストを購入していて、交換して両方を読んでいたのも覚えている。

ランチの予定で「トマト＆オニオン宮古店」到着1030、だが開店時刻は1100、早すぎた。日差しが強くなり暑い中を30分待つ気にならず次行ってみよう！

第二候補は「磯よし海鮮（山田町船越）」、ここは10年位前にLC1500で走った時にたまたまランチに寄って美味しかったホタテの海鮮にしようと思っていたがメニューに無かった。

　

聞いたらホタテ刺身は震災以降提供していないとの事、ホタテの養殖生簀が津波で消えたのかと勝手に想像。仕方が無いのでカキフライ定食@1300。やはり良い思い出はそのまま残しておいた方が良かった。

 

ハイジニーナ状態 

津波到達地点の看板や防波堤を見ながら陸中海岸の海岸線沿いを走っているとハイジニーナ、簡単に言えばパイパンという言葉の海岸線ばかり、木や草が生えていなくて微妙な凹凸や陰影も無くフラットな海岸が続く、やはり津波で全て流されてしまったのだろうが寂しい事だ。 

　　　

「陸花ホテルはまぎく」の少し先にある「ライダーハウスあかぶ」の場所をチェックするつもりだったが、いつの間にか通り過ぎてしまった様だ。まあ個人的には色々な意味で既にライハに泊まる年齢ではなく、気楽な天幕ホテルかビジホを選ぶので、今後もライハは多分利用する事は無いと思う。 

クロスカブかジクサーかという選択肢 

釜石まで来る途R45の自動車専用規格道路を利用してワープしたから早かった、昨今この規格の国道が増えていて上手く利用すれば時間と距離を稼げるが、そうなるとやはり125cc未満の原二ではなくてこういう道も利用できる150cc位の軽二の方がツーリングには向いているのかとも思ってしまう。いずれにしても交通量の減った旧道の店やレストランはどんどん寂れて消滅していくと思うと寂しい。 

マルカン箸ソフト 

花巻に向かうのにはK35を利用する方が早いが、この辺も震災の影響で道が変わっていてナビの案内と齟齬があり、結局釜石まで南下してR382を利用した事で距離が延びてしまった。遠野を経由して「マルカンビル大食堂」到着は1400。

以前はデパートの駐車場の一角にバイクを止められたが、時間駐車場に変わりバイク用の場所がみつからず、歩道だと駐禁を切られる恐れがあるがココは喫煙エリアだから多分マルカンの敷地内で大丈夫という読みで止めたが確証は無いし、駐輪が増えればまた規制されるかもしれない。

食堂はかなり混んでいたがそれでも空きはあり待たずに着席出来た、箸ソフト（と勝手に命名）@180を食べて休憩、周囲をみるとやはり箸ソフトは人気メニュー。

　　 

ただ、建物の安全性が消防法に適応できずその改装費用が確保できないとかいう理由でデパートは廃業したと聞いた覚えがあるが本当の所はどうなんだろうか？！

こうやって食堂だけ営業を続けているとなるとそれは単に不採算事業（デパート売り場）とその従業員整理、切り捨ての理由なのかと勘繰ってしまう。 

明日、明後日の天気も良さそうなのでマルカンから「紫雲寺AC」に電話、サイトの予約完了。実は新潟の天気が悪かったら二本松市の「県立自然公園日山キャンプ場」泊という案も作ってはあった。 

保冷用の氷が欲しかったのでマルカンから数分の「マックスバリュ花巻店」で飲み物等を少しだけ購入。1年ぶりに「大沢温泉湯治屋」到着、平日で廊下の横のバイク置場を確保、横浜ナンバーのセローの隣にとめられた。遠くに止めると荷物運びが大変なのだ。 

部屋はこんな感じ、畳が新しかったが髪の毛束が落ちていて掃除は行き届いていなかった。　自炊部屋だけに中にガス台がある。
エアコンは当然ない、先週までは10℃台で寒かったそうで、今週になって20℃台に戻ったとの事。

　

一段落したら最終日の分のTシャツの着替えが無いので１枚手洗い、速乾生地だから一晩で乾くだろう。百均の液体洗剤を初めて使ったが泡切れが早いのは良い。　洗浄能力は不明だが汗の染みたTシャツ程度なら水洗いでも十分だから問題なかろう。

 

夕食はいつもの通り食堂「やはぎ」で食べるから自炊はしない、1830で予約、メニューは盛岡じゃあじゃあ麺と迷ったが、結局は無難な鳥天にした。 

 

私はいつも宿につくと最初はシャワーのある「豊沢の湯」で頭を洗い、夜は露天風呂「大沢の湯」、朝はのんびり「薬師の湯」というパターン。

大沢の湯で新潟から来た山屋さんと1時間半程四方山話、百名山に登っていて今回は岩手山とか早池峰山に行くとの事。最近は特亜の人間が山にも増えてきているが、マナーが悪いとこぼしていた。また熊鈴の効果について聞いたらどうなんでしょうね、大量に慣らされるとイラっと来ると言っていたのは同感。