20210827 12861km時
”しゃーない(しゃーねぇ)”メンテナンスもシリーズ化してきたなぁ~w
暫く前から気になっていたフロントのブレーキフルード汚れ。某バイク屋系YTerがメーカーに聞いたところ、マスターシリンダーから溶けだしたグリスと言われ、ブレーキ性能には影響無いらしいというビデオを観たが、フロントだけでリアはこのような汚れはない。
諸説あるが、一般的には2年、1万キロが一つの目安、ウチのはシビアコンディション、もう直1年、13千キロ弱だから、そろそろ潮時。以前から交換は予定していて、事前に用品は購入積み。
天気予報を見ながら、どうせならある程度湿度が低い日がいいなぁ~、なんて考えてはいたが、何を好き好んでキャンプから帰って来た翌日の、こんなにクソ暑い日にやる気になるのかねぇ? 我ながら呆れる。それでも朝7時半位、多少でも涼しい時刻から作業開始、この時間帯、駐輪場は仕事に出掛ける人達の出入りが多いが、挨拶を交わしながら黙々と作業。
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さて、先ずは荷物運び。
先ずはフロントから。ウィンドスクリーンのステーが邪魔して、リザーバータンクにアクセスできないから、ボルト2本とナックルバイザー固定用タイラップ2本を外して、スクリーンを取り外す(ナックルバイザーは外さない)。
黒いコイル状のものは、ナビ脱落防止用のリーシュコード。
こんな感じで、減ってるし、茶色に汚れている。この状態が走行中目に入るのは、ブレーキの効きには影響が無くても、精神衛生上好ましくないし、量が極端に少ないと、コカして慌ててブレーキ握って起こそうとした時にエアを噛む可能性もある。
作業手順は既知なので、Tipsだけ。
「握って、ハイ、離して」、なんて友達とバイクのフルード交換をしていたのも、もう半世紀位前になるのか・・・あの頃、何も考えずに、バイクをいじくりまわしては走り倒していたのも、懐かしい想いでではある。
キャップやダイヤフラムからもフルードが垂れる事があるから、ペーパータオルで包む様にして外す。エアブロアーが有れば、洗ってエア吹いて水分を飛ばせるが、無いので拭くだけ。
シリンジはリザーバータンク内のフルード吸出し用。廃フルード受けのボトルには水を入れて安定させる。もう一つのボトルにも水を入れて、こちらはシリンジで吸った分を捨てる(廃フルード受けのキャップを開けるのが面倒なだけ)
250cc入れてどの位使うか見てみたが、フロント、リアとも各50ccだった。ニッパはフルード排出用シリコンホースの長さ調整(カット)に使用した。
シリコンチューブは50cm(内径4mm/外径6mm)、ブリーダースクリューからチューブを外す時にペーパータオルでチューブ先端を包む様にするとフルードが垂れない。
Before/After、と言う事でフロント終了。後はスクリーンを戻すが、緩み防止にネジロックを付けておく。
リア
カバーを外す(参照記事に詳細あり)
このボルトを外して、リザーバータンクを手前に動かさないと、キャップボルトが抜けない。フルードが垂れない様にするのはフロントと同じ。
私の場合は、蓋を開けたら、リザーバータンクを再度仮固定し、ポリエチレン洗浄瓶(500cc)でフルードを補充した。フルードの入った缶から直に注ぐのはこぼれる危険もあり、避けた方が良いと思う。交換が終わったら、また固定ボルトを外してリザーバータンクを手前に引いて、キャップを閉めて元に位置に戻す。
ついでにもう一つTips、ブリーダースクリューの穴に残っているフルードが悪さをするので、洗って吸い出しておく。
で、完了。ここまでで写真を撮りながら、1時間位かなぁ~、気温が上がる前に作業が完了して良かった。余ったフルード(400cc)はもう少ししたらブレーキパッドの交換も視野に入れているので、暫くは保管するが、そうそう頻繁に交換する物でも無いし、蓋をきちんと閉めても湿気が入り、沸点が下がるリスクがあるから、多分処分して、交換時にはまた新しいのを購入すると思う。
ちなみにホンダドリームの二輪車整備料金表だとフルード交換は1キャリパー当りABS付きが3,300円、無しが2,200円、CTだと前後で5,500円也、道具はフルード500cc含めて2,000円位。
さて、次は試乗、どこへ行こうかな。
フルード交換お疲れさまでした!
かなーり昔に一回やったような記憶ですが何見てやったか全く覚えておりませんで追加しただけだったのか・・・?
大きいバイクの制動装置はわたくし怖くて出来ませんです(笑)っでメカニック任せにしております。
う~んCTはやってみようかなぁ・・・
難しくはないけど、準備が面倒くさい作業の一つだと思ってます。
それにしてもリアは普通として、フロントはかなり変色してますね。
水分じゃないかなと思うけど、混ぜたことがないので推測でしかないです。
気になるときは対応しとけば、安全第一だし、なにより自分が納得できて精神的にも良いですね。
信頼できる店があれば、任せた方が安心ですね。
機構がシンプルなCTだからというのと、ぶっちゃけどうも店に依頼するのが億劫で(^_^;)
準備が多少面倒なのと、御存知の様に、フルードが付着すると塗装が剥げるので、飛び散らない様に注意する必要がある事でしょうか。
仰る通りで準備が必要ですね。
そうなんです、リアは未だ綺麗なんですが、フロントの変色が気になっていたので今回交換しました。まあどうせやるなら前後一緒ということで。
水分かもしれませが、記事の通り同じような茶色のフルードのハンターカブが動画で上がってましたから別の理由があるかも。
普通、茶色に変色する一番の理由は熱が加わった時なんですが、そんなにハードブレーキングしてないし、フロントブレーキは負荷は軽い筈なんですけどね。
まあ丁度交換の塩時でしょうか。