
D1 【20170427】
自宅~合流:ガスト塩原関谷店~ランチ:喜多方:お食事処若竹~買物:ヨークベニマル喜多方~休憩:道の駅喜多の郷~小野川温泉やながわ屋旅館(自炊)
連休だから民族大移動、渋滞や混雑、それに怪しい運転のファミリーカーが増えるというのは仕方がない事かもしれないが、それらを除いても実はGWはツーリングに余り向いていないと思っている。
理由は天候が不安定で短い周期でめまぐるしく変わる事、気温も乱高下、フェーン現象で夏日かと思えば打って変わり真冬の気温でウェアの選択も難しい事、またスリップの原因となる路面の荒れ、土砂や枯葉等、冬の間にまかれた滑り止めの砂、場合によっては降雪や凍結もある。
強風もこの時期の嫌な気象で風に弱いバイクにとってはかなりの苦痛。それに早朝は靄(もや)が発生して距離を稼げる時間帯に低速走行を強いられることもある。気温と気候の安定はGW過ぎて梅雨入り前までが厚からず寒からず、虫も人も少ないからキャンプにも良い。梅雨の雨嫌だが反面砂や枯葉を洗い流してくれるからそれはそれで有り難いと思っている。
とは言え、折角の連休を家に籠って過ごすなんていうのは耐えられないから出掛けるのだが、例年のキャンプ主体のソロツーリングなら天気と気分で日程やルートを変える気ままなツーリングになるのだが今年は異例、うん十年ぶりにバイクを再開した友人Tと東北ツーリングに出掛ける事にしたので例外的に1か月前に宿を予約した。
http://blog.goo.ne.jp/momo_rlc/e/e1b8e2bd63c04361a306f817e40148cc
荷物は昨夜の内にクルマのトランクに移動してあるから駐輪場から駐車場へバイクを移動して積み込み作業。そうしないと朝から心臓に負担がかかり息切れするし荷物を積んだ台車の騒音は並びの家に迷惑になるから避けている。
以前は勝手にプアマンズ東北道と呼んでいるR4BPの利用が多かったが、3ケタ近いスピードでの走行はさすがにヤバいと思うし(出さなければ良いのだが周囲の流れには乗らないと危ない)、R4BPに出るまでに結構時間が掛かる事からこの頃はR294利用が増えた。
出発時の天候は残念な事に雨、合羽を着て家を出るのは憂鬱だ。この時期の東北ツーリングは関東の真冬装備が基本、走れば走行風で体感温度は下がるので合羽を着ていても暑くは無い。
R294に入る頃には出勤途中の車も増えてきた。スズキの道の駅スタンプ(以降スタンプ)を押したいところだが時刻が早くて未だ案内所が開いていないので「道の駅しもつま」はパス。
「道の駅二宮」も未だ開いていないが、トイレ休憩、ここで合羽を脱いでTにLINEした。真岡でR408に入り、矢板からはK30で塩原方面、時間調整と小腹を満たす事も考慮してガストを待ち合わせ場所に指定しておいた。
丁度1030に待ち合わせ場所のガストに到着、Tは駐車場にバイクをとめてまさにヘルメットを脱ごうとしていたところでほぼ同着。ガストには入らず、隣の道の駅しおばらでスタンプを押してから出発。ここから今日の宿まではR121で約150kmだから余裕はある。
平日で渋滞の無いR400で塩原温泉を抜けて上三依からR121、私はいつも牛乳屋食堂の少し先からK23~K72と県道を繋いで会津坂下に向かうと正面に未だ雪を被った飯豊山地が見える。GW時期のこの景色が好きでこの方面に来ると必ず通りルート。道の横には満開の桜も咲いている。
ランチは馬肉という案もあったが後日にこのあたりはまた通るので、今日は平日ツーのメリットも生かして喜多方の「若竹」でかつ丼とした。13時とランチタイムを外した事もあり待たずに座れた。 肉の厚みが半端無い。肉にはちょっとうるさいTも満足してくれて良かった。
ここから米沢までは1時間弱、ヨークベニマルで買物、途中「道の駅喜多の郷」と「道の駅さわだ」でスタンプ。未だ桜は満開、大峠には残雪、東北の春は未だ浅い。明日以降は更に桜と雪が見られる事になる。
今夜の宿、「小野川温泉やな川屋旅館」到着は少し早目の1530。朝は雨だったりしたし、Tは長距離は久し振りなのでこれで良い。何時もの通り、自炊部屋を押さえた。
昼がヘビーだった(というか昔より消化に時間が掛かる)ので夕食は軽めにして、途中で入手したたらのめ、ぜんまい、ふきのとうを使ったアヒージョ、出来上がりはこんな感じ。大蒜は青森産を奢った。フランスパンに載せて食べても美味しい。
食後は星が見える屋上の露天風呂でまったり、前回泊まった時は温くて中々温まらなかったが今回は適温。疲れをとる為早目に就寝。
Tの肩慣らしも済んだかな、バイクは30年位ブランクがあった筈だが流石雀百まで踊り忘れず、しっかり後ろを付いてくる。
さて明日からが本番なのだ。
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