M's Den with GB350

流れる雲を追いかけて…SINCE 2004

キャンプツーリングでのインプレ:Quechua(ケシュア) 2SECONDS EASY 2 FRESH

2016-04-04 20:18:08 | 道具

今回エコキャンプみちのくでこのケシュアを使い1泊2日のキャンプをしてきた。

居住性についてはこれまでメインで使ってきたR134が「起きて半畳、寝て一畳」というミニマムスペースだったから(それはそれで別に嫌でも不便でも無いが)2人用のケシュアの空間はそれに比べれば広くて快適だし、何時もは夜外出ししているクーラーバッグもテント内に収納でき、やりたくは無いがテント内で煮炊きも出来たがこの辺はそれまで使用していたテントによっても印象は異なるだろう。

  

出入り口の側の天井が少し高くてなっている(フロアの幅は同じ)、私はクーラーバッグやパニアを出入り口側に置いて奥の方に頭を向けて寝ていた。インナーのウォールポケットやランタンハンガーも奥にある。 

今回雨天、低温はケシュアの売りの一つであるベンチュレーション効果を見るのには都合が良かった、一言で言えば通気性が良い、言い換えればかなり寒い。 

フライシートの入り口を閉めただけでは不十分でインナーのハーフメッシュの入り口を締めないと下部からの冷気の進入を遮断できないし、それらを二重に閉めても何故かR134よりは冷気を顕著に感じ「FRESH」という名前が伊達じゃないと納得、早い話がやはり暖かい季節向きですな。

床からの冷気遮断には薄手の銀マットとZライトソルを使用、床の素材がドカシー的であまり感触が良く無いのも薄手の銀マットの追加の理由だったが夏場どうするかは別途。 

   

ポップアップで当然自立するが、ペグダウン(最低4カ所)無しだとテントの端が若干エビ反る。張り綱も使わなければテントの移動も簡単。
やろうとは思わないが仮に道の駅等でのゲリラキャンプでも使いやすい、何よりも夜遅くキャンプ場に到着してしまった場合でも周囲にもあまり迷惑を掛けず笑ってしまう程静かで容易に設営出来るし、今回の様に雨の中で冷えて疲れた身体には本当に有り難たくパリダカなどでも使われているというのも頷ける。 

フライの遮光、遮熱性能は現段階では不明だが確かにテント内でLEDランタンを点灯した状態で外から見てもあまり光りを通していない、太陽光の遮光と共に夜間の眩しい街路灯等の遮光にも効果を期待している。白色と虫との関係も不明だが、黒や黄色の様に虫を呼び寄せる事は少ないと思う。 

カマボコ形で屋根のRが大きいので雨が溜まり易いというか落ちにくいと感じられた。テントが新品だから今の所はフライの撥水性自体も悪くない。一応フライとインナーの空間も確保されていて、インナー側への雨の侵入も無いしベンチレーションは良いから多分結露も少ないだろう。

残る課題はテント内への雨の吹き込み。出入り口の上部に気持ちばかりの庇が付いてはいるが意味を成さない、と言うかここに溜まった雨が触れるとザッと落ちて来る。そして台形だから出入り口を開けて荷物の搬入をしているとフロアが濡れる。出入り口はD型で下半分だけを開閉する事は可能だがそれだと体勢的にはきつくてぎっくり腰にはなりたくない。普通に上からの雨でこれだから横殴りの雨だと奥の方まで雨が吹き込む。 

  

結局雨対策としてはタープ併用が手っ取り早いが荷物の増加と、せっかくケシュアの設営が簡単なのにタープの設営で作業が増えるのも嫌だが仕方が無い、手持ちのトレッキングタープとケシュアのマッチングのテストを考えては居る。 

フライとインナーが接合されていて余程の覚悟が無いと分離したら再組立てが出来ないらしいから外して乾すということは出来ない。このブログでも何度か書いているが、実際のところテントが乾くのを待っていると出発が遅くなり、美味しい時間帯に距離を延ばせないし、夜にはまたテントを設営するなら完全に乾かす必要もなく、私は洗濯ネットに放り込んで走りながらある程度まで乾かしておく事が多いが、ケシュアだと洗濯ネットにいれるのは難しいので収納袋の口を開けておく事を試してみてはいる。 

幕体やポールの耐久性については通常のテントよりも短いという評価も見た。実際、収納は設営ほど容易では無く、多少とも力技でねじ伏せて畳んでいる部分もあり、その辺を考慮してのコメントだろうが、私の場合キャンプのピークはとうに過ぎていて最近は年間で精々10~15泊といった所で5年使っても100泊にも満たない、価格も1万円以下だからキャンプ中に幕体が裂けたポールが折れたりしなければ耐久性については左程気にしてはいない。

参考記事

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
設営と撤収 (osetti)
2016-04-07 23:14:07
こんばんは
このテントではありませんが
スポーツオーソリティの丸々やつを持っているのですが
広げるときは良いのですが、撤収で苦戦しちゃいます
最後のひねりがコワくて・・・
しかし、バイクで積むことは考えませんでした
撤収に慣れればありなのかなぁ~
このテントとドッペルのワンタッチは気になります
昨年秋にワンポール買っちゃたので、しばらくはそれを楽しみますが・・
Re.設営と撤収 (MOMO)
2016-04-08 19:48:01
>osettiさん

スポーツオーソリティにも有りますね、もう少し背が高い
感じだったかな。
ところで米国本社は倒産とかいう話でしたが日本の店の
行く末は決まったんでしょうか?

確かに最後の8の字のひねりは怖いですね、まあ
なる様にしか曲がらないと力づくで捻ってますけどw

タンデムではきついけどソロならシートに積めないことは無いですが、バイクキャンプでケシュアを使って
いるのは某BMW乗りさん位しか知らないです。

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