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M's Den with GB350

流れる雲を追いかけて…SINCE 2004

アルスト燃料について整理してみた

2023-03-20 09:05:28 | 道具

単純だが味のある燃焼、ストーブの軽量・コンパクト性や自作の楽しみ、寒い時期の着火、燃焼の安定性等、遅まきながら、アルコールストーブの楽しさも少しずつ分かってきて、キャンプやランチツー等に連れ出す機会が増えているが、それに伴いアルコール燃料の消費も増加。

昨今の値上がりを考慮しても、CB缶ストーブに比べると燃料費が高いのはアルストの弱点で、纏め買いも検討、この方法だと4Lで約250円/500ml、一斗缶16Lなら約180円/500mlにはなるが、それと引き換えに可燃性危険物を家に大量に保管することになり、価格とリスクを天秤に掛けた結果、当面は高価でも500mlボトルを必要に応じて購入し、ストックは最小限に抑えるという従来からの方法を当面継続することにした。

丁度ストックが減って来たので近所のHCに買いに行ったのだが、従来は大洋製薬のメタノール95%、エタノール5%という製品が棚から消えて、

替わりに健栄(ケンエイ)製薬のメタノール76.6%、エタノール21.4%、イソプロパノール(エタノールと同じ消毒に使われる、健栄薬品HPより)0.3%(合計では98.3%にしかならない)が置いてあったのでこれを購入@328。

これを機に、一度アルコール燃料というかメタノール(メチルアルコール)とエタノール(エチルアルコール)についての基礎知識を自分なりに整理しておくことにした。以下記述はメタノール、エタノールの順。

高発熱量は5.4kcal/g(22.7kj/g)と7.1kcal/g(29.7kj/g)とエタノールの方が高い、健栄製燃料とほぼ同じメタノール・エタノール混合比の高発熱量は24.0kj/g(kcal/gは不明)。引火点は11℃と12℃でほぼ変わらず、主原料は全世界的に見ると天然ガスと微生物発酵およびエチレン化学合成、価格はエタノールの方が高いがその理由は酒税が掛るという説明を見たが、それだけかどうかは不明で絶対価格までは分からなかった。燃焼色は緑・青と赤・オレンジでメタノールの方が透明感がある。

ラベルを見ていて一つ気付いたが、「ショーウィンド等の汚れ落とし」ということは人間の皮脂だよね、花粉も油を含むから花粉落しにも有効なのかな?いやコスパが悪いか。


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