M's Den with GB350

流れる雲を追いかけて…SINCE 2004

2016年初キャンプはQuechua 2SECONDS EASY 2 FRESHと共に:積載方法と装備の見直し

2016-03-30 21:43:04 | Motorcycle/Touring

3月の声を聞くにつけ早く今年のキャンプをスタートしたかったのだが、「諸般の事情」ってやつが邪魔をしたりもして中々実践投入ができずにいた。

「諸般の事情」が片付いた訳では無いが花冷えや花散らしの悪天候の日もあるにせよ気温も上がり桜の花もほころび始めてきたし、来週半ばからは交通安全旬間やリコール修理でまた乗れなくなるのでその前に2016年初キャンプを済ませておきたいところ。

これは9年間メインで使用してきたダンロップのR134(1人用)テントの後継としてQuechua 2SECONDS EASY 2 FRESHポップアップテント(以下ケシュア)をこの冬に購入、今シーズンからはこのテントをメインに使用していこうと考えていて、ケシュアの居住性、耐寒性、積載性、あるいはタープの必要性等についてのデータを集め、GWツーリング用装備リストへのフィードバックを図るという意図もある。 

バイクツーリングの場合、収納サイズや形状、そして重量を考えればケシュアは決して選択肢の上位に来る事は無いと思っているし、実際ケシュアをキャンプツーリングで使用している事例もかなり限定されているのは承知の上。それでも選んだのは言うまでも無く設営の簡便さからだが、実際の所はR134も設営は容易、耐久性もあり信頼の置けるテントであり、正直今でもその後継のR137(1人)或いはR227(2人)辺りが順当な選択で、実は若干の「やっちゃった」感はあるが、ケシュアの様な極端な形状のものを除けば昨今はバイクキャンパーの中でもポップアップ或いはワンタッチテントが選択肢に入る様になってきている。

実は私自身、かれこれ20年以上前、ファミキャン用に使っていたのはロゴスの5人用ワンタッチテントで周囲のファミキャンテントの中で異彩を放っていたのだったからある意味時代の先取りをしていたのかもしれない。この時もやはり選んだ一番の理由は設営、撤収を出来るだけ簡単に済ませたいという事でその点では周囲のキャンパーが悪戦苦闘する中で大いに注目を浴びるところではあった。 

さて、前置きはこの位にして、具体的に出掛けるとなると、先ずはテントの変更によるバイクへの積載と全積載量の調整をどうするかという喫緊?の課題の解決が必要になる。

概ね重量だとケシュアが3.5kg、R134が2.5kgと1kgの差だが、体積的にはケシュアが約34.2L(66cmφx10cmH)、R134は7L(15cmφx40cmL)と5倍以上もバルキー(計算はあっているかな?)。

当然パニアへの収納は無理なので外出し、写真の如くパッセンジャーシートとキャリアに掛かる様に水平に積載するのが多分理想形だとは思う。

昔は左右のパニアに炊事道具や着替えを収めてポールが長くてパニアに収納出来なかったバスプロショップのジャイアントドームテント(3人用)だけをキャリアに積んでいて、それがある意味私の積載の基本スタイル。ここ暫くはパニア+炊事道具一式の入ったクーラーバッグをパッセンジャーシートに積載する形になってしまっていたが可能なら昔のスタイルに戻したいところでもあるのだが。

実際にはケシュアを荷物の上に積む場合は、面積的に不安定なので35Lのクーラーバッグとそれとほぼ面一(つらいち)になる高さに着替えやシュラフなどを詰めた防水バッグを並べてシート・荷台の上に積みその上にケシュアを乗せて固定する。

下にケシュアを積む場合は、その上に調理器具を入れたクーラーバッグ乗せるという形になるが、この場合はケシュアへのダメージを抑える為、出来るだけクーラーバッグの軽量化を図る。

今までパニア内に収納していたR134の約7L分のスペースがパニアには空いたわけでここを有効活用し、同時にクーラーバッグ内の炊事道具をミニマイズして最終的にはクーラーバッグ無しでのキャンプツーリングスタイルが確保出来るかどうかだが、昨今流行のミニマムライフや断舎利とは言わないまでも歳と共に荷物やキャンプ道具の運搬、積み下ろしが辛くなってきているからそういう意味で肥大化傾向、過剰装備を見直すには好機だと思う。

昔テントだけを荷台に積んで走っていた頃は精々湯を沸かす程度の装備、キャンプ場での食事は殆ど弁当やレトルト、インスタント系で済ませイス、テーブル、焚火台は持たず、食事や休憩はテン場の岩や木を利用、焚火は直火だったと記憶しているがそこには戻れそうも無いのでとりあえずクーラーバッグの中身を吟味するところからスタート。

(チヌーク)フライパンがメインクッカー、これは炒めたり焼いたりするだけでなく、パスタを茹でたり(折らずに茹でられる)、鍋料理をつくったりと万能なので外せない。
湯沸しと炊飯、そして食器となるのはロッキーカップ。メスティンは予備の鍋、取り皿、通常は調味料入れを兼ねる(塩、胡椒、七味、サラダオイルは漏れると困るので別収納)。
料理に応じて溜まってきた調味料は一旦リセット、醤油やソース、出汁の素、ニンニクや生姜のチューブ等は随時必要になった時に再度購入する事にして持たない。それ以外にもコンソメや焼肉、香草焼き等の合わせ調味料も賞味期限のチェックも含めて取捨選択。
コーヒー、紅茶は必需品なので、ドリッパー含めて必要と判断。マグカップ、カトラリーセット、トング、トースト用焼き網、バーナーパッド、風防、五徳、水コンテナ(1.5Lx2)、ガスバーナー、OD缶一つ、ターボライター、キッチンタオルも外せないアイテム。

普段照明はヘッ電だけでランタンは持って行かないが今回はケシュア内での照明テストの為久し振りにLEDランタンを追加。焚火用の鉈と作業用の革手袋もクーラーバッグに収納。

これでクーラーバッグはケシュアの上に乗せても大丈夫と思える重さまで軽くなった、いや、荷物が軽いと心も軽くなる。イスとテーブルは幾つかある中から今回はこれらを選択した(写真)。



焚火大好き人間で、薪が手に入る限り焚火での調理がメインなので使い勝手が良い尾上のBBQコンロにした。B6君やピラミッドグリルは小さ過ぎて市販の薪(40~45cm)との相性が悪く、ウッドストーブも火遊び程度なら良いが本格調理には役不足だと思う。

右パニアのテントが抜けたスペースはレインウェア、洗面用具で相殺された。左は一番奥にBBQコンロとテーブルを一緒にして収納、イス、サンダル、三脚、救急セット等、地図とウェア類をクッションに使いがたつかないようにした。容積的にはまだ少し余裕があるので今回荷物から外したタープ、虫除け(ベープや香取線香)、鋳鉄焼肉プレート(ダイソー)などは多分積めると思う。

持った感じでは左側の方がやや重いがサイドスタンドで駐車した時に右が重いと不安定になるのでこれで良い。余談だがデブになって唯一のメリットはバイクの引き起こしが楽になること、後はデメリットだけ、やはり後5kgは痩せないと、と思う。

テントサイトではクーラーバッグに調理器具、食材等を纏めて収納しておくのはやはり便利なのでリッジレストを3つ折りにしてシートとキャリアの上に敷きその上に滑り止めを敷いてからケシュアを載せ、ケシュアの上に軽量化を図ったクーラーバッグを載せることにした。後は途中で購入した薪の積載だが短時間、短距離ならばケシュアの上でも仕方無いと思っている。

実践編に続く・・・かな 

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